包むだけで燻製ができる?夢みたいな薫製シートで燻製を作ってみた(使い方・レシピ)

今回は、包むだけで燻製ができる!?燻製好きには夢のようなアイテム「薫製シート」で燻製を作ってみましたので、その模様をご紹介。

目次

包むだけで燻製ができる?夢みたいな薫製シート

最近、燻製調味料にハマっておりまして、よさ気な燻製調味料を購入してはアレンジおつまみを作って楽しんでおります。

先日もそんな燻製調味料を探していたところ、ある気になる商品がヒットしたんですよ。

その名も「薫製シート(燻製シート)」という商品なのですが、包むだけで燻製ができるそうなんです。

うそでしょ……そんな簡単に燻製ができるの?なんて、半信半疑でAmazonで即ポチ&即到着した訳です。

燻製シートの仕組み

説明書きを読むと、「薫製シート」は本場ノルウェーで開発されており、植物セルロースから製造されたれた特殊シートに、スモークフレーバーを浸透させたものなのだそう。

食材をこの薫製シートに包んで、冷蔵庫に1~2日保存するだけで薫製ができる全く新しい薫製の作り方だという。

おまけに人体に有害とされる有害物質(発がん性物質)を除去し、人にも環境にも優しい商品なんですって!

袋をあけると、58×100cmの大きさの薫製シート1枚とシェフのレシピが入っていました。

ジッパー付きの袋を少しあけただけで漂う、強烈な燻製の香り。

これは期待が高まる!

薫製シートの使い方の説明書きは上記。



薫製シートの使い方(サーモンの薫製)

薫製シートで燻製を作っていきましょう。サーモンを例にしてご紹介します。

薫製シートの使い方①「水分を取っておく」

水分を含む生ものの場合、キッチンペーパーや脱水シートなどに包み、冷蔵庫に寝かせるなどして事前にしっかり水分をとっておくことをおすすめします。

理由は、仕上がった時に水分の多い生もの食材から苦みを感じた為です。

キッチンペーパーでも脱水が可能ですが、初回に失敗をしたので、興味本位で購入した浸透圧脱水シート「ピチット」を使用し、数時間冷蔵庫で脱水したところ成功♪

【ピチットとは?】
ピチットは、プロ御用達の食品用脱水シート。フィルムの中に水あめ&昆布成分が入っており、水あめの浸透圧と半透膜の分子選択性を利用。 分子が小さい水分と臭みのみを吸収し、うまみだけを残す原理だそう。

フィルムの成分が出てきてしまう為、1枚を切って使用することはできないのでご注意を。

薫製シートの使い方②「薫製シートをカット」

折り畳まれた薫製シートは「58cm×100cm」と、広げるとかなり大きいです。なので、好きな大きさにカットする必要があります。

自分はあまり大きい食材を包むこともないので、折り目に習ってキッチンバサミで12等分に切り分けました。

食材によっては12等分でも大きいので、さらに薫製シートを切って臨機応変に使用。

ちなみにこの切る作業だけで、キッチン中が燻製の香りに包まれ、飲みたい衝動に駆られてしまった。

※換気扇をつけることをおすすめします。

薫製シートの使い方③「食材を燻製シートで包む」

食材を薫製シートでぴったりと包み、さらにラップで固定するように包みます。

表裏、どちら包んでもOKだそうですが、なんとなく筆者はテカテカしている方を食材にあたるようにして包みました。

薫製シートの使い方④「冷蔵庫で寝かせたら完成」

冷蔵庫で半日~2日寝かせたら完成(※)。

寝かせる際には、ラップだけだとニオイ移りが気になったので、さらにジップロックに入れて冷蔵庫で保存。

冷蔵庫で1日寝かせたものを開けてみると……

薫製シートで包んで冷蔵庫で寝かせただけなのに、食材から燻製の香りがしてちゃんと燻製的なものができてる

包んで寝かせただけですよ???これはマジですごいんじゃないでしょうか!

簡単に燻製っぽいものができて大成功!

※初回は【1日】寝かせてみたのですが、ものによっては苦みを感じる仕上がりの食材(特に水分がでるもの)もあったので、前述したように水分をしっかり取っておくこと・半日ほどで一旦様子をみた方がイイかも!という点をお伝えしておきたいです。

また、今のところ寝かせる時間は、量に応じて調節するのがいいのかなぁ?と感じています。少ないものは短く、大きいものは長めにという具合で。



薫製シートのおすすめレシピ

ここからは薫製シートで燻製風にしたおすすめの食材・簡単レシピをご紹介します。

自作で燻製にするには難易度が高いと感じている「生もの」や「スナック」を中心にチャレンジしてみましたよ~!

薫製シートおすすめレシピ「生ベーコン」

イチオシの食材はカルディの「生ベーコン」。間違いない美味しさの「燻製風生ベーコン」になります。

軽く水分を拭く→薫製シート&ラップで包む→冷蔵庫で1日寝かせて完成。

燻製の香りと脂と塩気が絶妙の生ベーコンがマッチしていて、お酒が止まりません。

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薫製シートおすすめレシピ「スナック菓子」

この薫製シートで、作りやすくおすすめなのがスナック菓子。

以前、スナック類の燻製を作ったことがあるのですが、湿気ってしまったんですよね……。


(保存する際は100均の乾燥剤が便利)

でも、薫製シートならそんな心配もないのでは?ってことで、常備しているスナックで薫製を作ってみたら、燻製風の味わいがプラスされて美味しいじゃないですか!

パスタスナックチーズ味

無印の「パスタスナックチーズ味」。

チーズ味のパスタスナックと燻製香がかなりよく合うってことで、気に入って既に3回作っております。

じゃがりこ

スナックと言えば「じゃがりこ」も合うんです!

言わずもがな、じゃがりこ×燻製香がよく合っておいしい~!今回たらこバター味にしてみたのですが、サラダ味やチーズ味、じゃがバタ味ーなど大体、何味でも合う気がする。

薫製シートおすすめレシピ「ねぎとろ」

予想以上にイイんじゃない?というおすすめ食材は「まぐろの中落ち」。

脱水→薫製シート&ラップで包む→冷蔵庫で1日寝かせて、よく混ぜてねぎをちらしたら「燻製風ねぎとろ」の完成~!

燻製の香りがするねぎとろに、醤油&オリーブオイル&黒胡椒をかけても美味しい。ワインがすすんじゃいます。

薫製シートおすすめレシピ「カマンベール」

間違いない食材といえば「カマンベールチーズ」。

脱水→薫製シート&ラップで包む→冷蔵庫で1日寝かせて完成。

燻製香るとろーりカマンベール。おいしい~!

薫製シートおすすめレシピ「出汁入り味噌」

これもうまいよ「出汁入り味噌」。

そのまま薫製シート&ラップで包む→冷蔵庫で1日寝かせて完成。

簡単に燻製風の味噌ができてしまった♪味噌のコクとスモーキーな香りがよく合うし、なめるだけでつまみになってしまう。きざみねぎと混ぜても美味しい!



薫製シートで燻製を作るメリット・デメリット

せっかくなので、薫製シートを何度か使用している中でのメリット・デメリットを箇条書きでまとめます。

薫製シートのメリット

・レストランシェフも認めるおいしさ

・簡単!包んで置くだけで燻製っぽいものができる

・火を使わないので煙が出ない

・燻製が難しい生ものなども可能

・原材料は天然植物由来だから安心安全

・燻製する食材を考えるのが楽しい

薫製シートのデメリット

・シートをカットするのが面倒

・手に燻製の香りがつく

・燻製の香りが凄いので換気扇必須

・どれだけ寝かせるか?の調節が難しい

・水分・置き時間によって苦みがでる場合も



様々な食材が燻製風になる夢のようなシート

今回は、食材を包むだけで燻製っぽいものができる「薫製シート」についてまとめてみました。

自作で燻製にするにはちょっと難しい、お刺身や生ベーコン、スナックなどの食材が簡単に燻製のようになるのは本当にすごい!

なにより、この薫製シートとどんな食材で燻製を作ろう?と考えるのが楽しいですし、燻製を作る工程にもワクワクしっぱなしでした。

燻製好きだけれどスモーカーで作るのはちょっと……という方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。おうち時間がさらに楽しくなりましたよ♪

薫製シートの価格・販売店は?

薫製シートの通常販売価格は1,760円(税込)と公式ページに記載あり。

今回、薫製シートを購入したのはAmazon。プライム会員は送料込み1,790円(2021年9月現在)でした。

また、東急ハンズでも売られているとの情報を見かけましたよ~!

今回こんな感じで終わりです。ではでは。

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