立ち飲み(大衆酒場)で粋に楽しむためのマナー
最近取材などで、立ち飲みや大衆酒場を楽しむためのマナーなどを聞かれることが多いこの頃。
と言う訳で、過去にはこんな感じでまとめ記事を書いていたりするのですが、改めてこちらの記事でもマナーについて綴りたいと思います。
筆者は立ち飲みへ行くことが多いので立ち飲みが中心ではありますが、大衆酒場など重なるところは多いかと思いますので、参考になったら嬉しいです。
目次
立ち飲み・大衆酒場で粋に楽しむためのマナー
まず、当然ながら大前提として、まわりに迷惑をかけず楽しく呑むことだと思います(そして、お店によってルールがある場合もあるので、それを守る)。
そして、当サイトはせんべろと言う言葉を使用していますが……ベロベロになる前に帰ることをおすすめします。筆者は、過去に呑みすぎてしまったが故に、こんな恐ろしい経験もしてます(苦笑)。
下記の項目は、お店で見かけたルールであったり、自身が酒場巡りをしていく中で知ったマナーをまとめています。
①1000円札を用意しておく
立ち飲みや角打ちなどはキャッシュオン(代金引換)のお店も多いので、1000円札を予め用意しておくことをおすすめします。
お客さんが1万円札を出して、「1万円札?困るなぁ…」なんてシーンに何度か遭遇してますので、特にキャッシュオンの立ち飲みや角打ちなどでの1万円札の利用は、気をつけたいところ。
②やたら大人数で押しかけない
立ち飲みや角打ち、カウンター席のみの大衆酒場など、小さなお店には1~2名での訪問がおすすめ。中には、3名以上のグループは入店NGと言う立ち飲みもあります。
ただ、グループ訪問も全然OKと言う、立ち飲みや大衆酒場も当然あります。ワイワイとグループ訪問はお店の見極めが必要です。
実はまだ立ち飲みに慣れていない頃、グループで押しかけてしまい店主に叱られたことがあります。そこから改めるようになりました。
③飲み食いしないで長居はNG
毎日、気軽に通える価格帯の薄利多売のお店がほとんどなので、飲み食いせずにおしゃべりやスマホに夢中であったりなど、場所だけ占領しての長居はお店に迷惑になってしまうことも。
ジョッキが空の状態でしゃべり続けたお客さんを見かけた際に、某大衆酒場で「あんたたち、もう終わり!頼まないんならもう帰りな」なんて一喝が飛ぶこともありました(10年以上前)。
お店にもよるのですが、立ち飲みや角打ちなどあまり長居しすぎず、混んできたら新しいお客さんに場所を譲りたいところ(諸先輩方にそう教わりました)。
④スペースを取り過ぎない
お店にもよりますが、立ち飲みなどカウンターが混んできたら詰めて譲りあうということもよくあります。
立ち飲みで混雑時は「ダークダックス(ダーク)」スタイルがおなじみ。
ダークダックスは、カウンターに斜めに立つこと。歌手のダークダックスが斜めに歌っていたというところからきているそうです。
斜めに立つことで、より多くのお客さんが利用できます。
⑤ウザ絡みしない・騒がない
距離が近い分、お店の方やまわりのお客さんと会話を楽しむのも立ち飲みや大衆酒場などでの醍醐味。
だけれど、酔ってウザ絡みして嫌な空気に……なんてのには気をつけたいところ。セクハラ発言やお触りなどは絶対にNGです。
また、楽しくなって、声が大きくなってしまったりと言うのも、まわりのお客さんに迷惑になってしまいます。
その他いろいろ
セルフの場合は食器類の片付けやテーブルを拭いたり…
立ち飲みなどお通しがない場合、一人一品以上はマナーとして注文したり…
タバコの煙は人のいない方向や上に向かって吐いたり…
などなど。
とは言え、難しく考えず楽しむ
細かくつらつらとまとめましたが、難しく考えず、ルールがある場合にはそれを守り、まわりに迷惑をかけずに楽しく呑めば何ら問題ないと思います。
お店のルールやマナーを忘れずに楽しみたいですね。
自戒の念をこめて、今回改めてまとめました。お酒が入ると忘れがちになってしまうことも……お互い気を付けましょうね。
大阪の立ち飲みで見かけた、立ち飲みの心得。
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