一人飲みのススメ!一人飲みの魅力と辛かったこと
関連投稿:一人飲みにおすすめの酒場まとめ
せんべろnet管理人のひろみんです。
近年注目が集まる一人飲み。
「一人飲みでおすすめのお店を教えてください」と聞かれることもあったりしますので、今回は「一人飲み」について、女性である私の体験から綴ってみようと思います。
私が普段、立ち飲みや大衆酒場で飲む際は一人飲みもしくは二人飲みがもっぱら。
過去にはグループ飲みもよくしていましたが、一番心地よく飲めるのはやっぱり一人飲みか二人飲みなんです。
特に一人飲みの場合は、まるで探検するかのような気持ちでドキドキワクワク感に加え、視覚、聴覚、味覚が研ぎ澄まされる気がして……魅力的でやみつきになります。
一人飲みしやすいお店とは?
さて、一人飲みしやすいお店、一人飲みにおすすめの酒場ってどんなお店なのでしょうか。
まずは「一人飲みしやすいお店」に当てはまりそうな特徴を箇条書きしてみます。
一人飲みしやすいお店
①入りやすい店構え
②カウンターがある
③居心地が良い
④一人用のおつまみがある
⑤初訪でも和気あいあい
⑥適度な距離感
⑦干渉されない
「①入りやすい店構え」、これは店先にメニュー価格が記載されていたり、店内の様子が伺えたりなどそういった点です。
「②カウンターがある」、これは大前提なのかなと。無いお店だとハードルが上がってしまう気がします。
「③居心地が良い」、これは店員さんにある程度注文しやすい環境だったり、さり気ないところで気遣ってくれたり、酔っ払ったウザ絡み客を取り締まってくれたり、リラックスして飲めたりとかそういったところ。
(もちろん、人に纏わることはお店に訪れるタイミングによって大きく変化すると思いますが)。
「④一人用のおつまみがある」、一人だとこの辺りも重要だったり。
⑤⑥⑦は、その人の性格や気分で変わる特徴だと思います。私は⑥の一言二言会話しつつもしっかり自分の時間も楽しむ……適度な距離感が一番好きです。
一人飲みの魅力
続いては一人飲みの魅力について綴ってみようと思います。
私にとって一人飲みの一番の魅力は、一人飲みだからこその濃い時間が過ごせること。
風景や空気感、まわりから聞こえてくる声、美味しさなど、じっくり感じることができてやみつきになります。
また、その場にいる人たちの温かさが感じられるところも魅力の一つ。
一人飲みだと、お店の方やまわりのお客さんと会話する機会が増えます。
例えば、旅先のとある老舗酒場で出会った、創業当時から通われている常連さん。
初めてで緊張していた私に「東京から来たの?」と、この辺りのこと、お店のことを冗談まじりに教えてくださって。
「戦争でシベリアに行った」といいながら、お湯割をクイっと流し込んでいる姿が素敵で、今でも目に焼きついています。
声をかけてくださった常連さんのお陰で、そこでのお酒がよりおいしいものとなりました。
後は、同行者に気を使わず自由気ままに楽しめるところ。
自分のペースで、好きなものを注文して、好きなタイミングで帰れます。
一人飲みで辛かったこと
もちろん決して良いことばかりじゃありません。辛かったこと、嫌だったこともあります。
私が女性ということもあるのですが、一人飲み時に印象に残る嫌だったシーンを挙げてみます。
①断ったのに「連絡先教えて!この後飲みに行こうよ」と何度もしつこい男性。まさかのお店出てからもついてこられて、走って逃げた経験あり(これは過去最大にこわかった)。
②立ち飲みで背後からおじいちゃんに抱きつかれる&手を握られる(超びびった)。
③角打ちで「女性一人はごめんなさいね」と入店拒否(もちろん素面の状態。お店のルールだからしょうがない)。
④「子どもは?」とか「結婚は?」とか根掘り葉掘り聞かれ絡まれる。
⑤店主と常連さんで和気あいあいの立ち飲み。新規客は完全無視でアウェイ中のアウェイ。
一人飲みで辛かったことは人に纏わることです。
③については、100軒くらい角打ちにお邪魔していますが、そのうちの1~2軒。
昔から続く角打ちや立ち飲み、大衆酒場の中には、女性一人飲みはNGというお店もあります(2017年現在)。
④は諸先輩方とこの手の話題になると、価値観を押し付けられたり、面倒な会話に発展する傾向にあるので嫌な気持ちになる。
面倒になりそうな話題が出たら、「どうなんですかね~」なんて、はぐらかしの術を適用。お陰で、現在は快適に飲めています。
ちなみに酒場で、酔っ払いに絡まれたり等、会話をしたくない場合、スマホをさわったり本や書類など取り出して読んだりなんてことがおすすめです(極たまに怒られることもありますが)。
会話を遮りたい場合は、お手洗いへ行ったり、「仕事のメールが…!」なんて理由をつけてスマホに集中ってのも全然あり。
仕事じゃないんです。
日々の仕事の疲れを癒しに飲みに行ってるので、嫌な思いをしそうだなとか、めんどくさかったりなんてことがあったら、理由をつけてさっさとお店を出るのが一番なんて思っています。
一人飲みは魅力的でやみつきになる
参考になるんだか、ならないんだかわからない記事になってしまいました。
とにかくお伝えしたいことは、一人飲みは嫌なこともたまにあるけれど、それ以上に魅力的でやみつきになるよってことです。
いつもと違った酒場の空間で、誰に気を使うことなく、いつもとはひと味違ったお酒やおつまみを楽しむ。私にとって必要不可欠なリフレッシュタイムです。
やっぱり入店するのに少しの勇気は必要。
ですが、勇気を出して入ったお店ほど、居心地がよかったり、美味しかったりって時の嬉しさはひとしおです。
入店時に声を出すのが恥ずかしいようでしたら、ひとさし指を一本立てて店員さんにアイコンタクトがおすすめ。
後は、早い時間などある程度空いていそうなタイミングを狙ってみたりとか。
もしくは、誰かと行ってこのお店いいなと思ったら後日一人飲みをしてみるとか。また違った感覚で楽しめるのではないでしょうか。
迷っている方は、ぜひ一人飲みにチャレンジしてみてくださいね。自分に合ったお店が見つかりますように。
せんべろ情報をつぶやき中
@1000bero_netさんをフォロー
▼公式instagram
飲み歩きや家飲みの写真いろいろ
フォローする
▼公式facebookページ
せんべろ更新情報を購読
![]() |
2冊目の書籍「ひとり酒場 家飲み手帖(1430円)」が発売中。
おかげ様で重版決定。皆さまありがとうございます!
酒場と家飲みの二部構成のひとり飲み本で、ひとり飲みにおすすめの55軒の酒場、ひとり飲みにちょうどいい50レシピ(酒場に教わる&酔っても作れる簡単レシピ)など、ひとり飲みが楽しめる1冊。
キャンペーン開催中&本の詳細はこちら。 |
![]() |
初の書籍「酔っても作れる宅飲みおつまみ(1210円)」が発売中。
おかげ様で第5刷になりました。皆さまありがとうございます!
|