高知「竹内酒店」郷土料理に舌鼓!安くて美味しい酒屋さんの角打ち居酒屋
東京から所用で高知まで。高知は、酒を酌み交わす宴会「おきゃく文化」が根付いていたりと、お酒に寛大な街です。
そんな高知で今回ご紹介するのは、行ってみたかった老舗の酒屋さんに併設された居酒屋です。
目次
高知の酒屋さんの居酒屋「竹内酒店」
高知でやってきたのは「竹内酒店」。
この地で長年営まれている老舗の酒屋さんであり、居酒屋が併設されていてちょっと一杯も楽しめるお店です。
場所は、デンテツターミナルビル前駅や、はりまや橋駅から徒歩5分程度でしょうか。
向う途中には酒屋さんを数軒見かけました。
高知のこの辺り、昔は何軒か角打ちをやられている酒屋もあったそうですが、時代が変わり現在は竹内酒店さんともう1軒のみだけになってしまったのだとか。
ドキドキしながら引き戸を開け……
「すみませーん」と声を掛けると、「お待たせしちゃってすみません、お好きな席どうぞ」と、奥から女将さん。
店内は奥はご自宅、隣は酒屋というつくり。
大きなテーブルが2つ。周りにはビールケースの椅子が置かれ、20名足らず利用できる広さでしょうか。
ご夫婦で切り盛りされていて、最初は緊張していたのですが、お二人とも気さくな方でホッと和みます。
そして、高知のお酒文化やこの辺りの歴史について、色々と教えてくださいました。
さて、何にしようかな
メニューには価格表記などはなく、尋ねるのも野暮と言うことで詳細な金額はわかりません(会計の金額を見ていただけたらと思います)。
お酒は、瓶ビール(各種)、生ビール(キリン一番搾り)、地酒(土佐鶴をはじめ3種類ほど)、ゆずサワー、缶チューハイなどがあるとのこと。
おつまみは、四方竹、黒豆の枝豆、たいも、しんまい……見慣れぬメニューに興味深々です!
高知の酒屋さんの居酒屋で美味しい郷土料理と楽しい会話でお酒がすすむ
▼キリンラガー大瓶
せっかくなのでまずは高知でおなじみの「キリンラガー大瓶」から。
冷え冷えグラスで喉ごしがよく旨い。
▼たいも(里芋のにっころがし)
おつまみは見慣れぬ「たいも」からもらってみよう。いわゆる里芋のにっころがしだそう。
ねっとりと粘りが強く、甘めの味付けでホッとする味わい。キリっとしたラガーともバッチリ合う!
▼四方竹(煮物)
おつまみ2品目も見慣れぬ「四方竹」を注文。秋に採れる高知でおなじみのタケノコで、切り口が四角ということからこの名前で呼ばれているそうです。
シャキっとしていて、ほんのりと苦味。一緒に煮込まれた鶏肉と一緒に食べると更に美味しい。
▼土佐鶴
ビール大瓶を2本飲みきったところで、お次は並々と注がれた「土佐鶴」に切り替え。クセがあまりなく、スイスイと飲みやすい~!
▼しんまい(刺身)
おつまみ3品目は、これから捌くと仰られていた「しんまい」を便乗していただくことに。しんまいは、本まぐろの幼魚(新子)なのだとか!
たまり醤油につけて早速一口。最初青魚のようで、後味はまぐろな不思議な味わい。
美味しい!!!さらに、添えられている「ぶしゅかん」を搾ると爽やかになり◎。
しんまいを食べて土佐鶴をすする。ああ、幸せだ~~~!これはまた食べたいなぁ。
▼黒豆枝豆
おつまみ4品目は、常連さんに習って「黒豆枝豆」。ちゃんと端が丁寧にカットされているのが嬉しい。
本当に豆が黒い。大粒ほくほくで美味しい~!これはビールが飲みたくなるなぁ。
▼キリン一番搾り中瓶(高知Ver)
ということで、土佐鶴から再び瓶ビールをもらおうかな。
すると、「これ飲んでみる?」とご主人が出してくださったのは「キリン一番搾り中瓶(高知Ver)」。
わー!高知Verだ。それだけでもう美味しい(笑)。
ああ、やっぱり枝豆にはビールだよね。美味しい。
そんなこんなで、楽しくほろ酔いになったところでそろそろお会計お願いしますか。
お会計
★1800円(1人あたり)
※2名で下記をシェア↓
ビール大瓶2本+ビール中瓶1本+土佐鶴一合2杯+つまみ4品
※チャージ:座りでお通し・席料無し
※価格表記:おそらく税込
高知の安くて美味しい酒屋さんの角打ち居酒屋「竹内酒店」
高知ならではのお料理がいただけたり、色んなお話をうかがうことができたり、ご常連さんたちが陽気に声を掛けて下さったりと、本当に美味しく楽しい時間でした。
そういえば、こちらで女性の一人飲みされている方も普通にいらっしゃるそうです。高知では女性の一人飲みに寛大なのだとか(羨ましすぎませんか???)。
ちなみに女性はご自宅のお手洗いをお借りするスタイルです。
高知を訪れたらまた絶対お邪魔したいです。ごちそうさまでした!
おひとり様女性の入りやすさ★★☆☆☆
おひとり様女性の居心地★★★☆☆
タバコ:一部喫煙できるようです
高知のたっすいがは、いかん!
高知の至るところで見かけた、キリンビールの「たっすいがは、いかん!」は、軟弱じゃいかんという意味と教えていただきました。
昔キリンラガーの味を変えたそうで、そこからこんな言葉が出てきたのだとか。
高知ではキリンビールを店に置いていないと、別の店に行くというお客さんがいるほどキリンビールが根付いているそうです。
高知のべく杯
途中、女将さんが見せてくださった「べく杯=お酒を飲みきるまで下に置けないおちょこ」。穴が空いているものと、ベーゴマの様に先が尖ったもの。
これを渡されたらと思うと、ヒヤヒヤしますね(笑)。
いつか行ってみたい憧れの日曜市
また、日曜市についても色々と教えていただきました。
今回の遠征では、生憎の雨であまり楽しめず残念(涙)。次回リベンジするぞ!
高知の酒屋さんの角打ち居酒屋「竹内酒店」の基本情報
関連ランキング:居酒屋 | デンテツターミナルビル前駅、菜園場町駅、はりまや橋駅
(定休日は日曜日)
高知の投稿↓
〆に立ち寄った高知の鍋焼きラーメンのお店
〆は、竹内酒店さんでおすすめいただいた、鍋焼きラーメンの「谷口食堂」に立ち寄りました。
鍋焼きラーメン(750円)は、細麺で、醤油強めの鶏ガラスープには親鶏と玉子、ちくわ、ニラ入り。
とっても美味しかった!中華そば好きな方にぜひおすすめしたいです。
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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