奈良・京終「永井酒舗」暖簾にしびれる!地元の酒飲みに愛される立ち飲み角打ち

奈良・京終の立ち飲み角打ち「永井酒舗(奈良県奈良市南京終町1-923-9)」で、一人飲みを楽しんできましたので、その模様をレポートします。

奈良・京終の立ち飲み角打ち「永井酒舗」で一人飲みを満喫

古都・奈良へひとり酒旅2025シリーズ。

付近の大阪や兵庫、京都には何度も訪れているものの、修学旅行以来行ったことがなかった奈良。今回は、ずっと気になっていたこの街ではしご酒と行きましょう!

「奈良競輪場」前の酒屋の立ち飲みを後にして、やってきたのは「京終(きょうばて)」。

京終は、JR奈良の隣駅(JR桜井線)。奈良からの距離はたった1駅・2〜3分なのに、雰囲気が観光から生活の街へがらりと切り替わる。

かつて平城京の南端にあったことから、京(みやこ)の終(はて)と呼ばれるようになったそうだ。

そんな京終に、とても気になる酒屋の立ち飲みがあり、訪ねてみることに。

今回訪れたのは、奈良・京終の「永井酒舗」。

この地で長年続く、家族経営の酒屋さん。17時から暖簾がかかり、短時間の立ち飲み営業をされていて、ちょっと一杯できるんです。

場所は、電車だとJR京終駅から徒歩13分ほどで、JR奈良駅からは徒歩20分ほど。

また、お店から徒歩1分ほどの場所に、バス停「大安寺」があり、JR奈良駅からの所要時間は約10分🚌歩きたくない場合は、バス利用が便利かも。

ということで、今回はバスでお店へGO~!

ザ・ビッグエクストラというスーパーの角を曲がって、道路を直進すると……

あった!

うわぁ✨

「キリン生ビール・串・天婦羅・立呑」。

一度見たら忘れられない、強烈なインパクトを放つ真っ赤な暖簾。酒場好きなら、しばし魅入ってしまうはず。

その先にあるのは、ピッチリと閉まった扉……中からは、楽しげな声が聞こえてくる。

早速、ドキドキでお邪魔します!

扉を開けて「一人なんですけど、入れますか?」と、と人差し指を1本立てると、「そちらどうぞー」と店員さん。

店内には立ち飲みのカウンターが伸びていて、10名入れるかどうかの空間。仕事帰りと思しき、老若男女の地元呑兵衛さんたちで、ほどよく賑わっています。

お店はご家族で切り盛りされていて、カウンターに立たれているのはご主人と息子さん。

にこやかに接してくださり、さっきまでの緊張もすぐに解けて、ホッとひと息。

お客さん同士やお店の方との距離が近く、世間話が飛び交い、アットホームな空気に包まれている。

お客さんのほとんどが一人飲みで訪れていて、顔見知り同士の常連さん。それでも初訪問でアウェイ感などなく、はじめてでも自然と声をかけてくださったりするのがうれしい。

そして、ここにいる人たち、みんな笑顔なのがいいなぁ。

奈良・京終「永井酒舗」メニュー

システムは口頭注文・伝票式の後払い(現金)。

※以下は2025年10月時点での情報。

お酒のメニューはなく、おつまみはメニューがあるものの、値段は書かれていません。

最初は少しドキドキするけれど、酒屋さんなので、聞けばだいたいのお酒があって、良心的価格。

おつまみは日替りのようで、市場仕入れのお刺身やもつ煮込み、カウンターに並ぶ小皿料理など。

冬場はおでんもある。

京終の酒屋の立ち飲みで一人飲みを楽しむ


(スーパードライ中瓶)

まずは「ビール中瓶」からお願いします!すると、キリンとアサヒがあるとのことで、アサヒで。

ぷは~~~、緊張から解けた後の一口は、より一層おいしく感じる。


(お造り盛り合わせ)

おつまみはどうしようかな?と迷っていると、「お造り、盛り合わせにもできるよ」とのこと。

では、それをお願いします!

この日の盛り合わせは、まぐろ、たこ、サーモン、ほたて、ぶり。どれも間違いないおいしさ✨


(麦焼酎ソーダ割り)

2杯目は「麦焼酎ソーダ割り」。

「レモン入れる?」と声をかけていただき、ありがたくお願いしました。爽やかで、おいし~~~!


(おでんねぎま)

続いては「おでん ねぎま」。

さっぱりしたお出汁に、ほろほろのまぐろと、シャキシャキのねぎ。ああ、おいしいねぇ。


(おでん梅焼)

さらに「おでん梅焼」もお願いしよっと。これ、関西遠征時に見かけると毎回食べたくなるおでん。

卵と魚のすり身を混ぜて焼いた練り物で、ふんわりとした、やさしい甘みがツボなんです。

そんなこんなでそろそろ閉店時間ということで、お会計お願いしますか!


奈良・京終の呑兵衛さんに愛される酒屋さんの立ち飲み「永井酒舗」

奈良まで来てよかった!と思えるひと時でした。

最初は、「営業時間がなぜ短いんだろう?(平日は2時間、土曜は1時間のみの営業)」、「メニューがなくて、ちょっとドキドキ」だったのですが……

でも一度入ってみると、ここは効率じゃなくて、日常のリズムで飲む酒場なんだな、と。

仕事が終わって自宅に帰る前に、気持ちを切り替える場所。短時間で、うまい酒とつまみと会話を楽しめて、毎日でも通える気軽な価格。

気づいたら、「また来たいな」って思っていました。

古き良き、アットホームな立ち飲みや角打ちが好きな方には、きっと刺さる一軒だと思います。

またふらりと。ありがとうございました!

会計:2200円
(ビール中瓶、麦ソーダ、お造り盛り合わせ、おでん2品)
チャージ:なし

タバコ:喫煙

入りやすさ★☆☆☆☆
一人飲み女性の居心地★★★☆☆

SpecialThanks:お店を教えてくださったフォロワーの皆さん、ありがとうございました!


お庭で採れたグリーンレモンをいただきました✨

奈良・京終「永井酒舗」の店舗情報

公式・関連リンク:食べログ
※事前に公式情報をご確認ください。

平日:17:00〜19:00
土曜:17:00〜18:00
定休日:日・祝

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※投稿内容は、2025年12月時点での情報や投稿者の主観です。メニューやシステム、営業時間など異なる場合がありますので、公式情報も合わせてご確認ください。
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この記事を書いた人

ひろみんのアバター ひろみん 酒場放浪人・晩酌研究家

せんべろnet管理人。酒場ホッピング会長・晩酌研究家。東京都内在住の一人飲みや酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場など飲み歩き情報や家飲みの簡単おつまみレシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。

このサイトから、“今日の一杯”が見つかりますように🍺