中野区「店名非公開」秘密基地のようなお弁当屋さんの角打ち
このお店はなんとなく広めちゃいけない。でも、「こんなお店もあって、こんな体験したよ」ということをお伝えしたい。そういったお店を「場所・店名非公開」でお伝えしていく企画記事です。
まるで秘密基地のような二毛作角打ち
場所は東京都中野区界隈。ここは、オフィスがポツポツとあるエリア。中野区に縁があり角打ち好きの方ならピンとくる方もいらっしゃるかと思います。
このお店は、お昼はお弁当屋さんで、夜は飲み屋さんに変化するいわゆる二毛作店。常連さん同士のコミュニティーが出来上がっている、まるで秘密基地のような、そして温かなお店です。
2016年1月。
先日、メールでこのお店をオススメいただき速攻で伺ったものの、あいにくラストオーダー後で入れず。ということでリベンジで再びやってきました。
お店の前には「店内営業中」との看板があるけれど、恐らく入って来るお客さんは極少数なのではないだろうか。何故なら外観を見る限り、中で飲めるとは夢にも思わないからだ。
重たいドアをガラガラと開けて恐る恐るお邪魔すると、ご年配の常連さんたちがテーブルを囲んで座り、愉しそうに一杯やられている。テーブルの上には、パックに入ったソーセージや目玉焼きなどのお惣菜が並べられており、なんとも美味しそう。
「一人なんですけど、入れますか?」と尋ねると、「誰かの知り合い?はじめて!?」と、常連のお姉さんから一言。
すると、後ろからご主人が「あ、この前の!来てくれたよね」と、当方の1回目の訪問を覚えていてくださったのだ!
そんな流れから、新参者ながらもしばしお仲間に入れていただくことに。
皆さん、陽気に話しかけてくださったりでお優しいな。そして、常連さんたちは皆さん名前で呼び合われていたりと、皆さん和気あいあい。まるで、常連さんたちの秘密基地のようなそんな空間だなぁ。
何にしようかな
このお店のシステムは、セルフの自己申告制の後払い。
お酒は冷蔵庫から自分で取り出す。種類は缶ビール、缶チューハイ、日本酒など。おつまみは、焼き鳥、揚げ物などのお惣菜などが100円からある。
自家製茶碗蒸しに舌鼓!
(お茶割り250円)
まずは、やさしいお茶割りでウォーミングアップしていると……すぐに柿ピーをだしてくださった!
▼ジャンボ茶碗蒸し@サービス
さらに「女性だけサービスね」といって、ご主人が茶碗蒸しを出してくださった。
なめらかで口当たりがイイし、お出汁がきいていて鶏肉などの具もごろごろ入っていて美味しいなぁ。有り難いなぁ。
ご主人も常連さんも皆さんお優しく、しばしお仲間に入れていただいて酒場トークをしたりと、おかげさまで愉しく飲むことができました。
帰りがけに常連さんから「一回だけで、もうこないでしょ!若い人はみんなそうだから」とのお声がけが印象的でした。皆さんが嫌でなければ、もちろん近いうちまた伺わせてください!
オススメしてくださった、梅。さんありがとうございました。
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
せんべろnet更新情報をはじめ、呑みながらあれこれつぶやいてます。ここだけの情報も。
@1000bero_netさんをフォロー
▼公式instagram
せんべろnet更新情報をはじめ、飲み歩きや家飲みの写真いろいろ。
フォローする
▼公式facebookページ
せんべろnet更新情報のみ