奈良駅から徒歩圏内にある「奈良公園」。鹿に癒されながら、参道の茶屋で地酒と奈良名物で昼飲みを楽しんできましたので、その模様をレポートします。

目次
奈良駅から徒歩圏内の「奈良公園」へ
古都・奈良へひとり酒旅2025シリーズ。
大阪や兵庫、京都には何度も訪れているものの、修学旅行以来ご無沙汰していた奈良。今回は、ずっと気になっていたこの街ではしご酒と行きましょう!

近鉄奈良駅に到着して、ホテルに荷物を置き、まず向かったのは「奈良公園」。
鹿さんを眺めつつ、公園の茶屋で昼飲みできたらいいなぁなんて算段です。
近鉄奈良駅から奈良公園入口までは、徒歩7~8分ほどということで、徒歩でGO!
奈良公園を歩いて春日大社方面へ

筆者の短い足で、歩くこと10分ほどで奈良公園の玄関口に到着。

猿沢池(さるさわいけ)。興福寺の五重塔が水面に映るのが見どころらしいけど、よくわからず💦

猿沢池の前にはスターバックスがあって、池を眺めながら一息つけるのがいいねぇ。

とりあえず春日大社を目指そうかな。ってことで、ひたすら直進。
一の鳥居をくぐると、鹿さんたちの世界

玄関口から、さらに歩くこと10分ほどで、春日大社の一の鳥居が出現。

鳥居をくぐると空気が変わって、木漏れ日の下でのんびり暮らす、鹿さんたちの世界が広がっている。
まるで彼らの住処に、おじゃましたような感覚だ。

かわいい✨

参道を歩く人たちは、足を止めて鹿さんと触れ合ったりして、みんな嬉しそうな表情。
中には、鹿せんべいを持った途端に鹿に追いかけられているおじさんも。逃げながらも笑顔で、なんだか微笑ましい光景。

鹿せんべいを販売する売店の周りは、これでもかってほど鹿さん達が集まっていて、ちょっとビビる。

参道を歩いていくと、途中に売店や茶屋がちょこちょこあったりして。
そろそろ、どこかへ入ろうかな!
奈良公園の「春日荷茶屋」で昼飲みを楽しむ

やってきたのは、奈良公園・春日大社の表参道沿いにある「春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)」。

江戸時代の“荷茶屋”文化を受け継ぐ老舗茶屋で、木々に囲まれた参道の途中にあり、観光の合間にひと息つける癒しスポットです。

表のお品書きを眺めると、創業当初からの看板メニューだという「万葉粥」や奈良名物「柿の葉寿司」、さらに「ビール中瓶」や「地酒」まである!
……これは入るしかないでしょうよ✨

まずはセルフレジで注文・支払いをして、番号が呼ばれたらカウンターまで受け取りに行くスタイル。

店内がほぼ満席なので、庭園の空いている席にしようかな。ぐるりを見渡すと……

ほう!!!四阿(あづまや)があるじゃないですか。しかも、誰もいない貸し切り状態。

ここでひと休みさせてもらおっと!

(地酒 春日諸白650円/柿の葉寿司2個460円)
早速、はじめていきますか!
注文したのは「地酒 春日諸白おつまみ付(1合瓶)」と「柿の葉寿司」。

(地酒はきゃらぶきと柿ピー付き)
地酒の銘柄は「春日諸白(かすがもろはく)」。春日大社の御神酒として知られる1本で、地元の奈良豊澤酒造が手がけているそう。
口に含むと、軽やかでほんのり酸味があり、スッとキレて後味がやさしい。スッキリめだから、日差しが暖かいこの日にぴったり。

「柿の葉寿司」もいただきます。
中身は定番のサバ。ほのかに脂ののったサバの旨みと、柿の葉の香り。そこに爽やかな酢飯が合わさって、おいし~~~!
そんな柿の葉寿司を頬張って、春日諸白をクイッと。酸味のあるお寿司に、春日諸白がやさしく寄り添ってくれて、これまたおいしい。

緑あふれる春日大社の参道近くで、御神酒と奈良名物を肴に昼から一杯。しかも貸し切り状態だなんて、こんな贅沢しちゃっていいのかなぁ?と思わずニヤけてしまう。
使用金額:1110円
チャージ:なし
タバコ:禁煙

お手洗いもちゃんとある(男女別)
「春日荷茶屋」の店舗情報
奈良で昼飲みにもおすすめ!癒し効果たっぷりの奈良公園
修学旅行以来に訪れた「奈良公園」。
小一時間ほどでしたが、緑あふれる自然と、のんびり暮らす鹿さんたち、そして心落ち着く茶屋に癒されて、「奈良に来てよかった」としみじみ思えるひと時✨

東大寺や春日大社など世界遺産も点在する「奈良公園」は、自然と歴史が調和した、癒しの観光スポットです。
気になった方は、ぜひ“奈良時間”を味わってみてはいかがでしょうか。

さて、緑と酒に癒されたところで、バスに乗り、次は少しディープな奈良の酒場へ──🍺(続く)
奈良公園の情報
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