ホッピーとは?ホッピーの基礎とおすすめの飲み方(ホッピーの中とは?)
目次
ホッピーとは?ホッピーの基礎とおすすめの飲み方
・ホッピーって何?
・ホッピーってどう飲めばいいの?
・ホッピーの中と外って何?
と、尋ねられることも多いこの頃。
今回は、日頃からよく飲んでいる大好きなホッピーについて、基礎的なところから美味しい飲み方まで、自分なりにまとめましたのでご紹介したいと思います。
ホッピーとは?
1948年、東京赤坂で販売が開始された元祖ビアテイスト清涼飲料水であるホッピー。
低アルコール飲料(アルコール度数約0.8%)としても楽しめますが、甲類焼酎(※)などの割り材として、多くの飲兵衛に愛されています。
ホッピーは割り材として使用できることから、作る人によっておいしさが変わります。
私はそんな何通りものおいしさが楽しめるホッピーが大好き!ビアテイストでスッキリ爽やかなので、ゴクゴクと何杯でもいけてしまうんですよね。
ホッピーをケース買いをして自宅に常備していることはもちろん、居酒屋などでもよく飲みます。
居酒屋でホッピーというと、ホッピーセットで安くたくさん飲めるというのも嬉しいポイントなのですが、ホッピーの飲み方をはじめ、甲類焼酎の銘柄、焼酎の量etc…と、お店によって各々違っていたりするのも、ホッピーを注文する楽しみの一つ。
健康を気にする人に嬉しいホッピー
さらにホッピー(白)の場合、100mLあたりの糖質は1.7gと、ビールと比べて半分ほどなので糖質を気にする筆者にとってはありがたい存在(そもそも甲類焼酎の糖質はゼロだし)。
おまけに痛風の原因といわれているプリン体もゼロと、体にもやさしいんです。
そういったことからホッピーは、万年ダイエッターで健康を気にする筆者にとって、たくさん飲んでも罪悪感が少ないお酒なのです(とはいえ、ビールも飲みます)。
ホッピーとは?ホッピーの種類
まずは、ホッピーの種類について。
(左からリターナブル瓶の黒・白、55ホッピー)
ホッピーは、白・黒・55ホッピー(通称:赤)と3種あります。
さらに、白と黒は「一般用の瓶330mL」と「店舗用リターナブル瓶360mL」があり、中身は一緒と言われていますが、瓶のデザインと量が異なります。
ホッピー(白ホッピー)
根強い人気!定番とも言えるホッピー(白ホッピー)は、ほろ苦さがあり爽やかでスッキリ飽きのこない味わい。
黒ホッピー
黒ホッピーは、ほんのり香ばしさや甘みがあり、ほろ苦くコクのある味わい。
55ホッピー(赤ホッピー)
赤ホッピーこと55ホッピー(ホッピー発売55周年を記念して発売されたことから55)。
通常のホッピーより2倍の醸造時間をかけられていることから、よりコクが感じられてリッチな気分になれる味わい。
(左からホッピー黒・白・赤)
店舗用リターナブル瓶のホッピーって、白と黒が見分け辛いですよね。
白と黒は、蓋で簡単に見分けられます。シルバー×ブラック文字が黒で、シルバー×オレンジ文字が白です。
ホッピーとは?ホッピーの様々な飲み方
ホッピーには様々な飲み方があります。
ホッピーセット
「ホッピーセット」はホッピーを割材にして数杯楽しむ飲み方。ホッピーを外、焼酎を中と呼び、外1本で中を数杯おかわりするのが定番。
関東の居酒屋でよく提供されていて、安く沢山飲みたい呑兵衛の味方。
樽生ホッピー
ビールの様にサーバーから注がれる「樽生ホッピー(生ホッピー)」。
樽ならではのクリーミーな泡や爽快感のある飲み心地が特徴。限られたお店にしかない希少な存在。
樽生ホッピーが呑めるお店はこちら
三冷ホッピー
ホッピービバレッジが推奨する「三冷ホッピー」は、よく冷やしたホッピー・焼酎・ジョッキを使用する氷なしのホッピーのこと。
1杯でホッピー1本を使用するのが定番で、ホッピーをしっかり味わえる。
シャリキンホッピー
「シャリキンホッピー」は、三冷ホッピーの焼酎を凍らせたVer(シャリキン=凍らせたキンミヤ焼酎のことです)。
お店によってはこれを三冷ホッピーと呼ぶこともある。夏場にぴったりです。
まだまだ様々な飲み方がある
さらには、白黒を混ぜた「ハーフ&ハーフホッピー」、20度と25度の甲類焼酎を使用した「プレミアムライトホッピー」などなど。
使用する甲類焼酎によっても味がかわりますし、ウイスキーやリキュールなどで割ったホッピーカクテルもあります。
この様にホッピーは、何通りもの飲み方が存在しているんです。
居酒屋でよく見るホッピーの「中」と「外」とは?
関東の居酒屋で、ホッピーを飲んでいる周りのお客さんから、
「中おかわり!」
なんて言葉を耳にしたことはありませんか。
ホッピーを飲んだことがない人にとっては、なんのこっちゃって感じですし、よくわからないから注文しづらいなんてこともあるのではないでしょうか。
まず、外はホッピー・中は焼酎を指します。
特に関東では、中・外スタイルのホッピーセットを提供している居酒屋が多いです。メニューに「ホッピーセット」や「中」の記載があれば、間違いなくその飲み方と言えるでしょう。
居酒屋でサワーよりお得に楽しめるホッピー
「ホッピーセット」を注文すると、氷と中(焼酎)の入ったジョッキと割材である外(ホッピー)が別々に出てきますので、自分の好きな塩梅で割って飲むことができます。
ですので、割材である外(ホッピー)が余っていれば「中おかわりください!」と、中(焼酎)を追加注文するというワケ。
お店によりますが、立ち飲みや大衆酒場などでホッピー「中おかわり」の価格は大半が200円台。
例えば、レモンサワー1杯350円だとしたら3杯で1050円、ホッピーセット450円・中200円だとしたら3杯で850円となり、サワーを飲むより安上がりになるのですよ。
この様にホッピーセットの場合、飲む杯数によってはサワー類よりも安く楽しめるのです。
ホッピーを注文したら、外を注ぐ余地がないほど中の焼酎がたっぷり入っていました。
そんな時、何て言いますか?
例)硬い、臨界、致死量、暴力的etc…… pic.twitter.com/CDHBw0xczW
— せんべろnet (@1000bero_net) January 25, 2024
お店によって、ホッピーの中の量が異なる為、中が多ければ多いほど一部の飲兵衛は喜ぶ傾向があります。もちろん私もその中の一人。
さらに、中の量が多いと、外を使う量が少なくてすむため、外1本で中5~6杯楽しめることも。
そして、中の量が多いことを、愛情たっぷり、硬い、致死量、鬼中、暴力的、臨界ホッピーなどと呼ばれているとかいないとか――。
また、ホッピーの中を好きな量入れ放題という、入れすぎ注意の凄いお店も存在しています。
ホッピーのおすすめの飲み方
ここからは、私がよく飲んでいるおすすめのホッピーの飲み方についてご紹介。ウイスキーやリキュールなどでも割ってみたのですが、自分はやっぱり焼酎が1番好きです。
ホッピーのおすすめの飲み方「三冷ホッピー」
三冷ホッピーとは、ホッピービバレッジ推奨の飲み方であり、ホッピー・焼酎・ジョッキの3つがよく冷えている状態のこと。
シャリキン(←凍らせた金宮焼酎)を使用している場合、シャリキンホッピーと呼ぶこともある。
①ホッピーは冷蔵庫で冷やし、ジョッキとペットボトルに入れた甲類焼酎を冷凍庫でキンキンに凍らせます。
※焼酎は凍らせずに冷蔵庫で冷やしたものを使用してもOK!
※縦型の容器だと甲類焼酎が凍りやすい気がする。
※自分の場合、甲類焼酎は金宮焼酎25度→白ホッピー、白玉焼酎25度→黒ホッピーと使い分けてます。
②冷えたジョッキに、凍らせた甲類焼酎を★印まで入れ、冷えたホッピーをかき混ぜるように勢いよく注げば、三冷ホッピーの出来上がり!
家で飲むなら三冷ホッピーが一番好き!キンキンで爽快感がありますし、氷が入っていないので薄まらず、ホッピーの風味を存分に味わえます。
仕事終わりの三冷ホッピーが至福の時間です。
ちなみに金宮焼酎は、シャリキン専用のパウチもあります。容器に移すこともなく凍らせるだけなので楽チンです。
ホッピーのおすすめの飲み方「ハーフ&ハーフ」
その名の通り、甲類焼酎を白ホッピーと黒ホッピーをハーフ&ハーフで割ったもの。
この飲み方は、酒場でホッピー好きな仲間とよくやります。
ハーフ&ハーフ ホッピー。 pic.twitter.com/4a8wK12o9q
— せんべろnet (@1000bero_net) 2019年9月5日
氷と甲類焼酎の入ったジョッキに、白ホッピーと黒ホッピーを一緒にそそげば、ハーフ&ハーフホッピーの出来上がり!
白だとさっぱりすぎて物足りないし、黒だと少し甘いし重いんだよなぁ……そう思った時にぴったりの絶妙な美味しさです。
もちろん、三冷スタイルで飲んでも最高です。
ホッピーのおすすめの飲み方「レモンホッピー」
居酒屋でメニューにホッピーとカットレモンを見つけたら、やらずにはいられないのがレモンホッピーです。
白ホッピーにカットレモンを搾り、ぶっ込みます。カットレモンを注文すると大体4~5切れ。それを全部入れてしまうのです。
数年前、居酒屋でこの飲み方をされている常連さんを見かけて、真似させてもらったら美味しかったので、それ以来ずっとこの飲み方をしています。
好き嫌いが分かれるかとは思うのですが、レモンの酸味と爽やかさからのホッピーの苦味がクセになる。特に蒸し暑い日におすすめの飲み方です。
ホッピーのおすすめの飲み方「だいやめホッピー」
ホッピーで芋焼酎「だいやめ」を割って、レモンスライスを落としても爽やかでとっても美味しい!
だいやめは、ライチのような華やかな香りが広がる芋焼酎。
そんな爽やかな「だいやめ」とほろ苦くスッキリとした「白ホッピー」がよく合う。最近、お気に入りの飲み方です。
ホッピーにおすすめの甲類焼酎
甲類焼酎も大好きな私が、ホッピーにおすすめの甲類焼酎のご紹介。
ホッピーにおすすめの甲類焼酎「金宮焼酎」
飲兵衛に絶大なる人気の金宮焼酎。飲兵衛に愛されている抜群の組み合わせです。ホッピーのスッキリ感とキレを感じつつも、やさしいまるみと爽やかな酸味。
白ホッピーでも黒ホッピーでも55ホッピーでも、どれでもおすすめです。
ホッピーにおすすめの甲類焼酎「白玉焼酎」
ホッピーのスッキリ感とキレを後押ししてくれる白玉焼酎。黒ホッピーにおすすめです。
ホッピーの調達方法
ホッピーは、スーパーなどで一般用のワンウェイ瓶を調達することもできるのですが、私は飲食店用のリターナブル瓶で酒場気分を楽しみたいので、いつもカクヤスで購入しています。
お店で買うと持って帰ってくるのが大変なので、配達無料ですぐに届けてくれるのがありがたい(配達料はエリアによって変わります)。
※ワンウェイ瓶(330ml)とリターナブル瓶(360ml)の違いは、パッケージデザイン、容量と価格、瓶を返却するかしないかです。
※返却が面倒な場合は、返却なしのワンウェイ瓶をおすすめします。
ホッピーはケース買いがお得
筆者は毎回、ホッピー リターナブル瓶をケース買いしています。
もちろん、次回購入の配達時に瓶&ケース回収(回収後に瓶1本10円、ケース代200円を返金)もしてくれますので、毎日飲むならケース買いがお得♪
ホッピージョッキで気分を上げる
ちなみにホッピーの専用ジョッキもカクヤスで購入。1つ400円と気軽な価格ですし、ホッピー専用のジョッキがあると気分が上がります。
冷蔵庫を開ければこの景色。お陰様で自宅で三冷ホッピーとよろしく飲ってる身です(笑)。
ケース買いホッピーと専用ジョッキが家にあると、ちょっと嫌なことがあっても「冷蔵庫開ければ三冷ホッピー飲めるし」ってなるし仕事でむかつく人に会っても「私は自宅で3種の三冷ホッピーとよろしくやってる身だぞ」ってなれる。戦闘力を求められる現代社会においてホッピーと同棲することは有効 pic.twitter.com/f0GAJLmVcl
— ひろみん (@hiromin_1000) July 11, 2019
ホッピーとは、毎日をハッピーな気分にしてくれる割材
気分によって何通りもの味わいが楽しめるホッピー。筆者にとってホッピーは、毎日をハッピーな気分にしてくれるそんな存在の割材です。
まだ飲んだことがないよ~って方は、ぜひこの機会にホッピーを飲んでみてはいかがでしょうか。
この記事が何かしら参考になったら嬉しいです。
という訳で今回こんな感じで終わりです。ではでは。
(ホッピーとホッピー)
ちなみに、うちの犬の名前はホッピーと言います。
気になってて欲しかった、ガチャポンのホッピーゲットした。すごくかわいい!瓶なかなか出なくてこの有様… pic.twitter.com/0a3oqx0Rx6
— せんべろnet (@1000bero_net) 2018年5月1日
ホッピー好きにおすすめしたいガチャポン。今は販売されていないのが残念。
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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