一人飲みのススメ!一人飲みの魅力と辛かったこと
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せんべろnet管理人のひろみんです。
近年注目が集まる一人飲み。
一人飲みについて聞かれることも多いので、今回は「酒場での一人飲み」について、女性である私の体験から綴ってみようと思います。
私が普段、立ち飲みや大衆酒場で飲む際は一人飲みもしくは二人飲みがもっぱら。
過去にはグループ飲みもよくしていましたが、酒場で一番心地よく飲めるのはやっぱり一人飲みか二人飲みなんです。
特に一人飲みの場合は、まるで探検するかのような気持ちでドキドキワクワク感に加え、視覚、聴覚、味覚が研ぎ澄まされる気がして(なんちゃって)、魅力的でやみつきになります。
一人飲みしやすいお店とは?
さて、一人飲みしやすいお店、一人飲みにおすすめの酒場ってどんなお店なのでしょうか。
まずは「一人飲みしやすいお店」に当てはまりそうな特徴を箇条書きしてみます。
一人飲みしやすいお店
①入りやすい店構え
②カウンターがある
③居心地が良い
④一人用のおつまみがある
<雰囲気>
A:初訪でも和気あいあい
B:適度な距離感
C:完全ほっといてくれる
「①入りやすい店構え」は、店先にメニュー価格が記載されていたり、店内の様子が伺えたりなどそういった点。
「②カウンターがある」は、大前提なのかなと。特に着席のお店ではカウンター席が無いとハードルが上がる気がします(4名席で一人とか申し訳なさすぎるし、相席スタイルの場合もある)。
「③居心地が良い」は、ある程度注文しやすい環境だったり、さり気ないところで気遣ってくれたり、酔ったウザ絡み客を取り締まってくれたり、リラックスして飲めたりとかそういったところ。
(もちろん、人に纏わることは訪れるタイミングで大きく変化すると思いますが)。
「④一人用のおつまみがある」、アレコレ楽しみたいので、この辺りも重要だったり。
雰囲気ABCは、その人の性格や気分で変わる特徴。私はBの一言二言会話しつつも自分の時間もしっかり楽しむ。適度な距離感が一番好きです。
一人飲みの魅力
続いては一人飲みの魅力について綴ってみようと思います。
私にとって一人飲みの一番の魅力は、一人飲みだからこその濃い時間が過ごせること。
風景や空気感、まわりから聞こえてくる声、美味しさなど、じっくり感じることができてやみつきになります。
また、その場にいる人たちの温かさが感じられるところも魅力の一つ。
一人飲みだと、お店の方やまわりのお客さんと会話する機会が増えます。
例えば、旅先のとある老舗酒場で出会った、創業当時から通われている常連さん。
初めてで緊張していた私に「東京から来たの?」と、この辺りのこと、お店のことを冗談まじりに教えてくださって。
声をかけてくださった常連さんのお陰で、そこでのお酒がよりおいしいものとなりました。
「戦争でシベリアに行った」といいながら、お湯割をクイっと流し込んでいる姿が素敵で、今でも目に焼きついています。
後は、同行者に気を使わず自由気ままに楽しめるところ。
自分のペースで、好きなものを注文して、好きなタイミングで帰れます。
一人飲みで辛かったこと
もちろん決して良いことばかりじゃありません。辛かったこと、嫌だったこともあります。
私が女性ということもあるのですが、一人飲み時に印象に残る嫌だったシーンを挙げてみます。
①大衆酒場で断ったのに「連絡先教えて!この後飲みに行こう」と何度もしつこい男性。退店してからも付きまとわれて、走って逃げた経験あり。
②立ち飲み屋で突然、背後から見知らぬおじいちゃんに抱きつかれる&手を握られる。
③角打ちで「女性一人はごめんなさいね」と入店拒否(もちろん素面の状態)。
④距離の近い昔ながらの酒場で「子どもは?」とか「結婚は?」とか「収入は?」とか、根掘り葉掘りプライベートを聞かれ絡まれる。
⑤お店の方と常連さんで和気あいあいの立ち飲み。新規客は完全無視でアウェイ中のアウェイ。
一人飲みで辛かったことは人に纏わることです。
①②については2017年前の極々稀な話(②とか警察案件だし)。ここまで激しい方は令和になった現在は一切見かけません。
③については、100軒以上の角打ちにお邪魔していますが、そのうち1~2軒。昭和から続く角打ちや立ち飲み、大衆酒場の中には、女性一人飲みはNGというお店もあります(2017年現在)。
④については、この手の話題になると、価値観を押し付けられたり、面倒な会話に発展する傾向にあり、嫌な気持ちになる。
私の場合、場数を踏んでスルーが鉄則となりました。はぐらかしの術やこれ以上立ち入れない切り返し術を使用するようになってから、快適に過ごせています。
⑤について、2017年時点では嫌だなぁと感じていたのですが、場数を踏んで気にならなくなりました。自分の行動や考え方次第で何とでも変わるポイントなのかなと。慣れってすごいですね。
ちなみに酒場で、酔ったお客さんにウザ絡みされたり等、会話をしたくない場合、スマホをさわったり本や書類など取り出して読んだりなんてことがおすすめです。
会話を遮りたい場合は、お手洗いへ行ったり、「仕事のメールが…すみません」なんて理由をつけてスマホに集中ってのも全然あり。
仕事じゃないんです。
日々の仕事の疲れを癒しに飲みに行ってるので、嫌だなと思ったら理由をつけて、さっさと会計して飲みなおすのが一番なんて思っています。
一人飲みは魅力的でやみつきになる
参考になるんだか、ならないんだかわからない記事になってしまいました。
とにかくお伝えしたいことは、酒場での一人飲みはたまに嫌なこともあるけど、それ以上に魅力的でやみつきになるよってことです。
酒場の空間で、誰に気を使うことなく、いつもとはひと味違ったお酒やおつまみを楽しむ。私にとって必要不可欠なリフレッシュタイムです。
やっぱり入店するのに少しの勇気は必要。
ですが、勇気を出して入ったお店ほど、居心地がよかったり、美味しかったりって時の嬉しさはひとしおです。
入店時に声を出すのが恥ずかしいようでしたら、ひとさし指を一本立てて店員さんにアイコンタクトがおすすめ。
後は、早い時間などある程度空いていそうなタイミングを狙ってみたりとか。
もしくは、誰かと行ってこのお店いいなと思ったら後日一人飲みをしてみるとか。また違った感覚で楽しめるのではないでしょうか。
迷っている方は、ぜひ一人飲みにチャレンジしてみてくださいね。自分に合ったお店が見つかりますように。
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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