何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由
こんばんは、せんべろnet管理人のひろみんです。
せんべろnet開設からあっという間に今日(2020年2月8日現在)で5年。飲み歩きが楽しくて、暴飲暴食によりアクセス数と共に体重が増加した5年……(苦笑)。
5年経ったところで、私がせんべろnetをはじめた理由でも綴ってみようと思います。
私がせんべろnetをはじめた理由
せんべろ=せんえんでべろべろに酔える。
だけど、酒好きが1000円1枚でべろべろに酔えるわけがない。1000円以上使ってしまうことは日常茶飯事だし、2000円足らずでようやく酔えるくらいだ。
なのに、なぜ『せんべろ』をブログ名にしたのか?そして、そもそもなぜ『せんべろ』なのか?(←2つともよく聞かれる)。
それらの理由は、10年足らず前に遡る。
私がせんべろnetをはじめた理由「とある立ち飲みとの出会い」
その頃の私はとあるIT企業で働いていた。とにかくスキルアップ&昇進=お金を稼ぎたくて仕事に没頭し、休みの日まで仕事をする日々。
唯一の楽しみと言えば、美味しいものを食べることと飲むこと。早く退社できた日には、美味しいお店を探して一人飲みを楽しんだり、自宅でゆっくり晩酌を楽しんだりしていた。
立ち飲み屋の魅力に取りつかれた
毎日仕事に没頭していたら、気づいた時には管理職になっていた。昇進したものの、上手く立ち回れない自分の不甲斐なさに落ち込む日々。
当時の職場があったのは、数え切れないほどの酒場がひしめき合う新橋。
その日も落ち込む出来事があり、気分を変えて一人飲みでもして帰ろうと、いつもと違う道を歩いた。すると、焼き鳥の煙がもくもくの立ち飲み屋が目に留まる。
「へぇ、こんなところに焼き鳥の立ち飲み屋があったのか」。
立ち飲み屋は、1度チェーン店に行ったことがあったけれど、あまりピンとこない。でも、焼き鳥には目がないんだよなぁ。
表から様子を伺っていると「寄ってきませんか?」と、カウンター越しに店員さんが声をかけてきた。焼き鳥の舌になっちゃってるし、せっかくだから寄ってみるか。
立ち寄ったのは九州料理の立ち飲み屋で、まずメニューを眺めているだけでも食べたことのない料理が並んでいたり、価格は100円~300円台のオンパレードでワクワクした。
名物のとり皮焼きがとにかく美味しいし、つまみの量も一人飲みにちょうどいい。店員さんも明るく笑顔で気持ちがいいし、おまけに立ち飲み屋だからサクっと一杯だけで帰る人もいて、本当に気軽。
そして会計は、サワー2杯+つまみを1品+焼き鳥を3本食べて1000円ちょっと。
こんなに安いの?安いから沢山飲めるし、毎日通えるじゃん。
1000円ぐらいでこんなに気軽に息抜きができるなんて!飲み食いすることが大好きな私は、こんな楽しみ方があったの!?と、ただただ感動。仕事でかなり落ち込んでいたのも忘れるほど(笑)。
そこから立ち飲み屋の魅力に取りつかれ、その立ち飲み屋へ通うようになった。
「お疲れさまです!」
と、笑顔で迎えてくれるのが嬉しかったし、焼き鳥もつまみも美味しくて癒された。
だけど、顔を覚えてもらうまでになったとある日、その立ち飲み屋がまさかの閉店。ショックだった。
系列店があることを教えてもらっていたので焼き鳥を食べに行ったものの、なんだか違っていた(もちろん美味しかった)。
気軽な立ち飲み屋の空間で、あの店員さんが焼いてくれる焼き鳥や雰囲気が好きだったのだ。
立ち飲み屋を巡ってグルメサイトに投稿する日々
立ち飲み屋が閉店してしまった後は、未訪の立ち飲み屋を巡っていた。初めは女一人だと断られたり、絡まれたり、作法がわからず叱られたこともあった。
当時、アプリの開発にも携わっていたので、「仕事の参考になるかも!」と、様々なスマホアプリをインストールしていた。
その中に某グルメサイトがあり、使っていくうちにハマり込んで、立ち飲み屋を巡っては毎日レビュー投稿。
投稿を通じて、自分の情報が誰かの役に立ったり、情報交換をしたり、様々な立ち飲み屋を知れたりするのがとても楽しかった。
さらにグルメサイト経由で飲み仲間もでき、立ち飲み屋だけではなく、大衆酒場や角打ちなど様々な一杯飲み屋を巡るようになっていた。
そんなこんなで3年ほどグルメサイトへの投稿を続けたけれど、もっと自由に表現したいと欲がでて、立ち飲みなどを中心とした飲み歩きブログをはじめることにした。
何故せんべろなのか?
もともと地域に特化したグルメブログを発信していた経験もあるし、ブログを作ることは他愛ないことだった。で、ブログを作ったのはいいものの、ブログ名は何にしようか?
・立ち飲みnet
・ちょい飲みnet
・一杯飲み屋net
立ち飲みが大好きだけれど行くのは立ち飲み屋だけでもないし、ちょい飲みだと外食チェーンで一杯というイメージが強い、一杯飲み屋もなんだかしっくり来ないし……
うーんうーん。
あっ『せんべろ』ってどうだろう?
『せんべろ(1000円でべろべろに酔える)』は、グルメサイトに投稿していく中で知った言葉であり、立ち飲み屋など1000円ぐらいでちょっと一杯できる良心的なお店のことを、仲間内で『せんべろ』と呼んでいた。
もともと『せんべろ』は、飲み歩きエッセイ「せんべろ探偵が行く (集英社文庫)」が発祥と言われており、中島らもさんの身内言葉から全国区に広まったとの記述もある。
本を読むと自分が何度か行ったことのあるお店も掲載されていたりもしたので、『せんべろ』だったら一番わかりやすく伝えられるかも!
最初に出会った焼き鳥の立ち飲み屋のように、1000円ぐらいで日常の楽しい息抜きができたら『せんべろ』。うん、それがいい。
という経緯で『せんべろnet』というブログ名に決定したのである。
現在は当時の会社を退職し、家で作業に没頭する引きこもり系の自営業。電車に乗って飲みに行くことやおつまみを作って家飲みすることが息抜きになっています。
仕事が忙しく投稿できなかったり、お酒が弱くなってきていたり、そろそろ『せんべろnet』も潮時かなと思いつつも、せっかく5年続けたのでマイペースにもうちょっと続けようと思います。
いつも『せんべろnet』を見に来てくれたり、SNSや問い合わせから声をかけてくれる皆さん、お店の皆さんに感謝!
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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