【大阪・天満】小皿カレーで一人飲み!立ち飲み居酒屋「べジン」の“ルー呑み”が最高(昼飲み可)
大阪・天満駅近くの「カレー デ ドコマデモ べジン(大阪府大阪市北区天神橋3丁目9−29 新明ビル 2F)」で、ちょっと一杯を楽しんできましたので、その模様をレポートします。
目次
天満駅近くのカレーで呑める立ち飲み居酒屋「べジン」へ
久しぶりの大阪遠征。せっかく来たからには、まずは気になる店で一杯やりたい!と、頭を巡らせていたところ思い出したのは……
天満駅近くにある創作カレーの立ち飲み屋「カレー デ ドコマデモ べジン」。
スパイス香るカレーの“ルー”をつまみに呑む――
そんな“ルー呑み®️”が楽しめるお店!カレーのアタマ呑みが好きなので、ずっと気になっていたんです。
「べジン」の最寄り駅とアクセス
最寄り駅は、扇町駅がもっとも近く徒歩3分ほど。
天満駅からは徒歩6分ほど、南森町駅からは徒歩7分ほどの距離感です。
天神橋筋商店街の一本裏通りを歩くと、
(1階に、かえる食堂やトリススタンダードのあるビル)
ビルの2階にお店を発見。
階段で2階へ上ると、隠れ家のような佇まいにドキドキワクワク。早速、お邪魔しま~す!
最近は一人飲み女性も多いらしい
(立ち飲みも座り飲みもできる ※座りの場合はメニュー価格がかわります)
扉を開けてカウンターの前に立つと「おつかれさまです」と、にこっと笑顔でおしぼりを出してくれた店主のお姉さん。
奥のカウンターでは、一人飲みを楽しむご常連のお姉さんの姿も(心強いし、お優しい)。最近は、一人飲み女性のお客さんも増えてきているんですって。
そんな和やかでアットホームな雰囲気に、初訪の緊張なんて一瞬で消え去ったのでした。
そして、店主のお姉さんに「東京から来ました」と伝えると……
「東京の酒場、大好きなんです!」とひと言。
えーっ、まさか大阪に来て、東京の酒場を褒められるなんて、なんだか勝手に誇らしくなってしまう。
うれしいな~!
店名の由来は“野菜で運をつかむ”で「ベジン」と、笑いながら教えてくれた店主のお姉さん。
もともとは卵や乳製品を使わないドーナツ屋さんをされていたそう。肉が好きだけど、野菜の勉強がめちゃくちゃ面白かったそうで、その傍らで京都の精進料理やマクロビを学ばれていたそうです。
そんな背景を持つ、酒場好きのお姉さんが作るカレー。まだ食べてもいないのに、もう酒がすすむ予感しかしない。
ルー呑みとは?お酒のための創作カレーがずらり
システムは口頭注文・伝票式の後払い。立ち飲みと座り飲みでメニュー価格が変わります。
ベジンの立ち飲みのメニュー
メニューは、最近リニューアルされたそう。
一人でカレーを何皿も楽しむお客さんも多いことから、立ち飲み用のメニューは、よりリーズナブルな価格帯に調整されたとのこと。
ドリンクは350円~!
オリジナルの麦茶割り「ムギチャピー®️」やオリジナルブレンドのスパイス焼酎サワー「ベジン®️」、これまたオリジナルの「昆布スパイス®️」などカレーに合うお酒が並ぶ。
また、福神漬けサワー、みなみさん、出汁トマト、ナンプラートマトなどユニークなメニューも多々あってワクワクが止まらない。
焼酎は宝焼酎、炭酸は瓶のノセミネラルを使用。細かなところからお酒へのこだわりが伝わってくる。
創作カレーは400円台~500円が中心の価格帯で、その日によって内容が変わるのだとか。
「おめで鯛カレー」や「スパイスどて焼き」が定番で、「青山椒納豆」や「ホルモンスタミナカレー」、「厚揚げ」など、聞くからにお酒がすすみそう。
「生ハム苺」という変り種カレーもあったりして、めちゃくちゃ気になる。
また、カレールーは一皿ごとにスパイスなど味を変えているそう。それぞれ個性のある味わいが楽しめるのが魅力的だなぁ。
さらに、「揚げピスタチオ」や「ヴィネガーキャベツ」など、「ガーリックオイルマカサラ」などカレー以外のおつまみも。
立ち飲み限定の「焼きレーズンカレー」も気になりすぎる。
座り飲みは価格が変わります
座り飲みはちょっと価格が上がります。
スパイスが酒を呼ぶ!知られざる“ルー呑み”の世界
(ムギチャピー®️350円)
まずは、オリジナルの麦茶割り「ムギチャピー」からはじめますか!
香ばしさの中に、ゴリッとくるスパイス感としっかりした苦み。それでいて、後味はすっと爽やか。
これはやみつきになる味……!スパイス焼酎好きはハマると思われる。
(おめで鯛カレー500円)
カレーでいちばんツボだったのが、定番の「おめで鯛カレー」。
サラっとした鯛だしベースのルーに、ほろほろの鶏、そして食べごたえある豚。ピリッとスパイスが香り、後味には爽やかなレモンがふわっと追いかけてくる。
何これ……めっちゃおいしい!!!
これはもう、この店に来たらマストで食べたい一皿。ツボすぎるし、間違いなく酒がすすむやつ。
(昆布スパイス®️450円)
早速グラスが空ってことで2杯目は「昆布スパイス」。
スパイス焼酎サワーに、漁師さんから直接仕入れているという「昆布」が一本差し込まれている。
少し置くと、昆布からミネラルがどんどん出ておいしくなるとのことで、確かに!スパイスと昆布が不思議と合うし、スッキリ感もあるから飲みやすい。
(スパイスどて焼き500円)
続いても定番の「スパイスどて焼き」。
大阪でおなじみのどて焼きとカレーの組合せ!甘辛くスパイス香るルーに、食べごたえのある牛肉ととろとろの玉ねぎ。
これもすすむわ~!
そして、昆布スパイスとバッチリ合う。
季節で味を変えているそうで、冬はこってりとした味わいになるのだそう。
(焼きレーズンカレー190円)
続いて「焼きレーズンカレー」。
甘くて香ばしい炙りレーズンに、ピリッとスパイスのきいたしょっぱうまルーが絡んで…これ、反則でしょ。完全に酒を飲ませにきてる。
(継ぎ足し350円)
3杯目は昆布スパイスに「継ぎ足し」しちゃいます。
(生ハム苺480円)
もう1品行きたいってことで「生ハム苺」。
いや、生ハム苺のカレーってどういうこと?ってなったやつ。
合うのかな?とドキドキしながら頬張ると……
合うじゃないか!!!
クリーミーでスパイスごりごり、スッとキレのある辛さのカレールーに、甘みと酸味のあるジューシーな苺(あまおう)としょっぱい生ハム、さらにまろやかな粉チーズがパラリ。
それぞれがしっかり個性を持ってるのに、ちゃんとまとまってるのがすごい。こんなカレー、初めてかも。感激だなぁ。
そんなこんなで、お姉さんと会話させていただきつつ、愉しくおいしいひと時。堪能したところで、そろそろお会計お願いしますか!
一人飲みや昼飲みにも◎「べジン」はこんな人におすすめ
お酒とスパイスカレーの組み合わせが好きな方はもちろん、一人飲みや立ち飲みが好きな方にもおすすめしたいお店。
前述したように女性の一人飲みをはじめ、東京や海外からのお客さんもいらっしゃるそうです。
(海外のニュースサイトでも紹介されたそうです)
小皿で少しずつカレーが楽しめたり、気軽に立ち飲みできるので、「軽く一杯だけ…」なんてときにも最適。そして、なんと昼飲みもできます(日によって変わる場合あり)。
筆者のように気づいたらカレーもお酒も数杯おかわりしていた、なんてことも。
カレー呑み最高!天満の「べジン」でルー呑み体験しよう
知られざる“ルー呑み”の世界。
小皿のカレーをつまみにお酒を楽しむ――まさに“酒のためのカレー”やねん!
カレーに合うお酒とお酒がすすむ多彩なカレー……あらゆるところで呑兵衛心がくすぐられるのは、店主のお姉さん自身が酒場好きだからこそ、なのでしょうね。
一皿ひと皿に、これまで知らなかったカレーと出会えるのも、楽しいポイント。
カレーもお酒も、どちらも主役。“今日はカレーで飲みたい”って日にぴったりの一軒です。
また大阪に来たら、また立ち寄りたいです。ありがとうございました!
※日によってメニューや営業時間などについては変更する可能性があるので、訪れる際にはお店のXやinstagramをご確認ください。
予算:ちょい飲みで1500円前後~
(今回は二千円超えしております)
チャージ:なし
タバコ:禁煙
入りやすさ★★☆☆☆
一人飲みの居心地★★★★☆
ルー呑み万博も開催されています。
青山椒納豆カレーと昆布スパイス割りの組み合わせ、確実においしいだろうな♪
天満の立ち飲み居酒屋「ベジン」の店舗情報
公式・関連リンク:X(twitter)|instagram
※事前に公式情報をご確認ください。
大阪・天満でちょっと一杯におすすめのお店一覧はこちら。
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書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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