静岡駅「三河屋」おでんや黒はんぺんフライに舌鼓!屋台から続く青葉横丁の老舗おでん居酒屋

静岡駅・青葉横丁の老舗おでん居酒屋「三河屋(静岡県静岡市葵区常磐町1-8-7 青葉横丁内)」で、ちょっと一杯を楽しんできましたので、その模様をレポートします。

2022年7月の静岡遠征を振り返り。静岡の投稿一覧はこちら
※千円台でちょっと一杯もできるお店ですが、今回食べ過ぎております。

静岡駅・青葉横丁の屋台の様な老舗おでん居酒屋「三河屋」

静岡駅に来たら行こうと決めていたのが、赤提灯のおでん酒場が並ぶおでん街「青葉横丁」。

そんな青葉横丁に、以前より行ってみたかった老舗のおでん居酒屋があり、ここぞとばかりにお邪魔してみることに!

今回ご紹介するのは青葉横丁の「三河屋」。

創業は昭和23年。おでん屋台から続く老舗のおでん居酒屋で、おでんやフライ、串焼きなどで一杯できます。

戦後、青葉公園通りに200台も軒を連ねていたというおでん屋台。都市開発以後、その流れを汲むのが青葉横丁や青葉おでん街と言われています。

場所は静岡駅北口や新静岡駅から徒歩10分ほど。

青葉横丁の入口にお店があります。

訪れたのは、平日の18時前。

人気店ということで、ダメもとで扉を開けると1席だけ空きがある!

胸をなでおろし、お邪魔しま~す。

店内はカウンター10席ほどの小さな空間。

ご主人と女将さんのお二人で切盛りされていて、テキパキとお料理を調理されています。

この日のお客さんは、1名~2名で訪れている30代~60代の男女が中心で、地元の方から県外からの方までまちまち。

コミュニケーションという意味合いで、お店の方やお客さん同士の距離が近く、まるで屋台のような明るく楽しい雰囲気。

壁にはたくさんのサイン色紙が飾られている。

その中でひときわ目立っていたのが、漫画家の故・さくらももこ先生のサインです。

子どもの頃にさくら先生の漫画を愛読していた身としては、込み上げてくるものがある。お話を伺うと、おしのびで何度もこのお店にいらっしゃっていたそうです。

さて、何にしようかな

システムは伝票式の後払い。

お酒は静岡割りやレモンサワーなど450円、芋麦焼酎450円~、日本酒400円~、梅酒450円、ウイスキー・赤ワイン750円、

ビールは大瓶750円、中瓶550円、小瓶450円で、ノンアルビールもあります。

おつまみは、おでんやフライ、串焼きなどの焼き物が楽しめて1本120円~!

どれにしようか迷っちゃいます。おでんやフライはもちろん、焼き物も豊富で気になる。



静岡の銘店で静岡の味と雰囲気を楽しむ

早速はじめますか~!

1杯目は静岡割り


(静岡割り450円)

まずは静岡割りから。

ほろ苦くスッキリしていてお茶も焼酎も濃いめ(嬉)。これはエンジンかかる~!

念願の静岡おでん

おつまみは何をもらおう?

メニューを眺めていると「おでんでも取ろうか~?」と優しく声を掛けてくださるご主人。


(おでん120円~)

では、黒はんぺんと牛すじとしのだ巻き(小)をお願いします。

卓上のだし粉&青のりをふっていただきま~す!おでん出汁は、それぞれ素材の味もちゃんと楽しむことができるやさしい味わい。

静岡おでん「しのだ巻き」とは?


(しのだ巻き150円)

今回の静岡旅で初めて食べた「しのだ巻き」。白身魚のすり身を油揚げで包んだものだそう。

お出汁を吸ったお揚げがじゅわっと、すり身はもっちり。美味しく、食感がたまらないですこれ!


(牛すじ250円)

おでんの「牛すじ」は、よく煮込まれていて、脂はぷるぷる、お肉はほろほろ。

うまぁ~~~!!!

カラシをつけても最高。


(黒はんぺん120円)

おでんの「黒はんぺん」は、食べ応えがありイワシの旨みが広がって、間違いない美味しさ。

2杯目はレモンサワー


(レモンサワー450円)

2杯目はレモンサワーお願いします!レモンの爽やかな酸味からのキレがあり、甘さひかえめ。

串焼きも美味しい!


(目の前で焼かれていた大きなナスに興味津々)

お次は焼き物をもらってみようかな。

目の前で焼く過程を眺められるのが楽しく、とても美味しそう。


(レバー250円・しいたけ250円)

焼き物でもらったのはレバーとしいたけ。

レバー焼きは角がたっていて新鮮で噛みしめると甘い。うまぁ~~~い!

これはぜひレバー好きな方におすすめしたい。

しいたけ焼きは、軸が足のようになった珍しいスタイル!傘はふっくらしっとり、軸はコリコリ。

お酒がすすんじゃいます。

美味しすぎる!揚げたて黒はんぺんフライ

最後は、さくら先生に習って「黒はんぺんフライ」をお願いします。

注文すると、黒はんぺんにバッター液とパン粉をつけ、目の前の鍋でじゅわ~っと揚げてくださるんです。これはテンション上がる!


(黒はんぺんフライ120円)

揚げたてホヤホヤの黒はんぺんフライ。

まずは何もつけずに食べてみると、なんじゃこれ……めちゃうまぁ~~~!!!

胃もたれとは無縁って具合にカラっと揚がっていてサクサク、そしてイワシの旨みがふわっと口いっぱいに広がる。

正直ソースいらない。このままで十分なくらい風味豊かで美味しい。

さすが、さくら先生が「大好き」とおすすめされているだけあるよ。

これはもう1本食べずにはいられない…!

ということで、黒はんぺんフライのおかわりをお願いします。


(黒はんぺんフライ120円)

今度は、お店の方がおすすめしてくださった「ぽん酢」をかけて食べてみよう。すると、爽やかな酸味がプラスされて、これも美味しい。

三河屋さんの黒はんぺんフライ最高だなぁ!!!

レモンサワーが止まらないよ。

3杯目はレモンサワー


(レモンサワー450円)

ってことで、レモンサワーもおかわり。

そんなこんなで3杯目を飲み終えたところで、そろそろお会計お願いしますか。

お会計

★2700円
※静岡割り+レモンサワー2杯+おでん3本+串焼き2本+黒はんぺんフライ2本
※チャージ:座りでお通し・席料無し

何を食べても美味しい!人気が頷ける静岡おでんの銘店「三河屋」

調理されていく過程を眺めながらの一杯が楽しく、何を食べても美味しかったです(特に黒はんぺんフライがツボすぎました)。

そして、ご主人と女将さんのお人柄が良く、初訪の一人飲みでも心地よく飲めましたし、仕切り版は設置されていますが、お客さん同士が屋台の様に肩を寄せ合って酒を飲みかわすかのような、そんな楽しい雰囲気も素敵でした。


(夜の青葉横丁の雰囲気も素敵)

人気も頷ける静岡の銘酒場。

2杯飲むとなると千円一枚は難しいですが……はじめての静岡で、おでんやフライで飲みたいって時にぜひおすすめしたい素敵なお店です。

また、カウンター席のみの小さな空間なので、訪問は1名~2名がフィットしそう。

静岡遠征したら、また飲みに伺いたいです。ありがとうございました!

おひとり様女性の入りやすさ★★☆☆☆
おひとり様女性の居心地★★★★☆
タバコ:禁煙

そういえば、揚げ物などをお持ち帰りされるお客さんも見かけましたよ!



静岡駅・青葉横丁のおでん居酒屋「三河屋」の基本情報

公式サイト
※営業時間や休業日が変更になる場合もありますので、訪問前に公式情報をご確認ください。

静岡駅周辺をお散歩すると、さくらももこ先生のイラストと出会えたりしてほっこりします。

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