北九州市-門司港「魚住酒店」ホッと一息のどを潤す!佇まいに惹き込まれる老舗角打ち
福岡県の博多駅から新幹線に乗り20分足らずで到着できる小倉駅。そう、もうここは角打ちの発祥地とも言われている憧れの北九州市。
北九州市は角打ちをはじめとした酒場の宝庫であったり、人々が温かかったりと、忽ち魅了されてしまう魅惑的な都市。
北九州市の小倉駅から鹿児島本線の快速に揺られ、15分ほどで到着できる門司港駅へ足を伸ばしてみることにしました。
門司港はレトロの街・関門海峡が望めることでもおなじみの観光スポット。そんな門司港で訪れたのはこちらの角打ちの銘店。
佇まいに圧倒「魚住酒店」
「魚住酒店」は、昭和から創業の親子で営まれている老舗酒屋。メディアなどでも取り上げられている、言わずと知れた銘店です。
場所は門司港駅より徒歩10分足らず。
住宅街の一角、小路を入った坂の途中に発見。まるでお宝を見つけたかのような、そんなワクワク感。
反面、一人行動には強靭なハートを持つ筆者でも、少々入り辛い佇まい。某角打ちで女一人はNGと言われてから、一人での老舗角打ち訪問は少しばかり緊張感が走る。
ガラガラと引き戸を開けて、「こちらで飲めますか?」と尋ねる。
「どうぞ、何飲まれますか?」とお母さん(ホッ)。「ビールか何かを…」と答えると「そこの冷蔵庫からどうぞ、グラスも入ってます」とのご回答をいただいた。
家庭用の冷蔵庫を開けると、冷えた缶ビールや瓶ビール、缶チューハイなどがずらり。ビール大瓶は370円ほどの価格帯。
ちなみに会計は後払いみたいです。
(お勘定はそろばんで)
カウンター上などには乾き物などお菓子や缶詰などがありました(価格は不明)。
(店内にはガイドマップも設置)
店内にはL字カウンターがあり10名入れるかどうかの広さ。
ちなみに角打ちの隣は、暖簾一枚で仕切られたご自宅のお茶の間となっています。まるでご自宅にお邪魔したかのような、どこかホッとする空間。歴史を感じさせる味わい深い雰囲気も素敵です。
ホッと一息のどを潤す!
実はこちらにお邪魔する前に、門司港をたっぷり散策したので喉がカラッカラ。
本当は名物である日本酒がいただきたかったのですが、ビールを欲していました。
▼アサヒドライブラック@230円
冷え冷えのグラスに缶ビールをそそぐ。
▼枝豆@無料サービス
すると…「どうぞ」とサービスでまさかの枝豆が登場。食べ終わった殻は紙に乗せるのだそうです。
枝豆を頬張り、冷え冷えのほろ苦いビールをグビグビと。真っ昼間っからこんな素敵な佇まいの中、クールダウンできることが幸せ。
訪れたのは平日の昼間とあって先客はおらず、静かでとても落ち着いていました。
隣のお茶の間ではちょうどご飯時。タイミング悪かったかなぁなんて思いつつ…ビールを飲み終えたところで、会計をしてサクっと店を後にしたのでした。
お会計
★230円(1人飲み)
※缶ビール1缶、サービスの枝豆
※チャージ:なし
まとめ
素敵な佇まいの中、サクっと気軽な一杯が飲めて大満足です。
一見入り辛いですが、入ってしまえばホッと一息つける温かみのある角打ちでした。
小さな空間なので、訪問は1~2名がおすすめです。味のある昭和酒場が好きな貴方にぜひおすすめしたいです。
今度は夕方にゆっくりとまた。ごちそうさまでした。
満足度★★★★☆
おひとり様女性の入りやすさ★☆☆☆☆
おひとり様女性の居心地★★★☆☆
「魚住酒店」の基本情報
「魚住酒店」付近を歩く
改札ではレトロの街との表記。駅周辺は観光と思われる方が多かったです。
街全体が新・旧含めてレトロな雰囲気。ファミリーマートの色はワンカラーです。
関門海峡の様子。天気が良くて気持ちがイイ。
フェリー乗り場。こちらから下関まで行けるそうです。下関も行ってみたいなぁ。
栄町銀天街という商店街をみつけました。
栄町銀天街にはこのような佇まいの食堂も。残念ながら休業中でした。
おなじく栄町銀天街で甘味屋さんを発見。買って帰りたい衝動に駆られます。
もっとも目に焼きついたのがレトロ伝説という画廊喫茶。残念ながら準備中でした…。
おでん屋さんもありましたよ。焼チャンポンに惹かれます。
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
せんべろnet更新情報をはじめ、呑みながらあれこれつぶやいてます。ここだけの情報も。
@1000bero_netさんをフォロー
▼公式instagram
せんべろnet更新情報をはじめ、飲み歩きや家飲みの写真いろいろ。
フォローする
▼公式facebookページ
せんべろnet更新情報のみ