コーヒー焼酎にはどの豆が合うのか?美味しいコーヒー焼酎(キンミヤ焼酎)の作り方
コーヒー焼酎はお好きですか?
コーヒー焼酎と言うと、「焼酎をコーヒーで割ったもの」と「焼酎にコーヒー豆を漬けて、数日寝かしたもの」が想定できると思うのですが、今回は後者の「焼酎にコーヒー豆を漬けて数日寝かしたもの」についてご紹介しています。
目次
コーヒー焼酎とは?
(コーヒー焼酎のロック)
立ち飲みや大衆酒場で、たまに見かける自家製コーヒー焼酎。
その大半が焼酎にコーヒーを漬け込んだもので、ロックはもちろん、水や豆乳(牛乳)などで割って提供されることが多い。
(コーヒー焼酎と麦チョコの組み合わせが至福)
コーヒー好きな筆者は、酒場でそんなコーヒー焼酎の瓶を見かけると忽ち注文したくなってしまうし、「今日はコーヒー焼酎を飲みたい!」なんて気分の日もあるぐらいにコーヒー焼酎が好きです。
ということで、今回はコーヒー焼酎を自宅でも作ってみることに。
コーヒー焼酎(キンミヤ焼酎)の作り方
まずは、コーヒー焼酎の作り方について。
思い立ったはいいけれど、どうやってコーヒー焼酎を作ろうか?
甲類焼酎などにコーヒー豆を入れて漬けるだけだとは思うのですが、どんなコーヒー豆で焼酎に対してどれくらいコーヒー豆を入れたらいいのか?
不明点などUCCさんの珈琲焼酎のページを参考にさせてもらい、下記のポイントでコーヒー焼酎を作っていくことにします。
今回のコーヒー焼酎作りのポイント
①焼酎は定番の「キンミヤ焼酎25度」を使用
②コーヒー豆は数種類で作ってみる
③焼酎100ccに対して豆10g
④コーヒー豆を漬ける期間は3日~1週間
①は、大衆酒場でコーヒー焼酎を注文するとほどんどと言っていいほど、甲類焼酎のキンミヤ焼酎を使用されていることから。
②は、結局どのコーヒー豆がいいのかわからなかったので、数種類のコーヒー豆でコーヒー焼酎を作って味比べしちゃおうということにしました。
③④はUCCさんのページを参考にしています。
この4つのポイントで、早速コーヒー焼酎を作っていこう!
コーヒー焼酎の作り方①「キンミヤ焼酎を調達する」
甲類焼酎は自宅に常備している「キンミヤ焼酎25度」を使用します。
※今回キンミヤ焼酎を使用していますが、焼酎はピュアでクリアな味わいが特徴の甲類焼酎=ホワイトリカーであればなんでもイイと思います(多少味は違ってきますが)。
コーヒー焼酎の作り方②「コーヒー豆を調達する」
今回、数種類のコーヒー豆で作っていきたいので、楽天のコーヒー豆のお試しセットなるものを注文することにしました!
今回購入したのは、香福屋さんの「コーヒー豆 お試し7つの珈琲セット各30g」。
※現在は販売終了されています。
7種という種類に加えて少量の30g、さらに送料無料で1000円でした♪
コーヒー焼酎の作り方③「キンミヤ焼酎にコーヒー豆を漬ける」
キンミヤ焼酎とコーヒー豆を調達したところで、早速キンミヤ焼酎に漬けていきましょう。
今回コーヒー焼酎を漬ける容器は、100円均のドリンクボトル。空瓶でもOKですし、甲類焼酎の瓶に直接入れるって手もあります。
作りたい量のキンミヤ焼酎を量ってボトルに流し入れます。
※今回は焼酎150ccで作って行きます。
続いて焼酎に対して必要なコーヒー豆を量って入れます。
※焼酎150ccで作るので、コーヒー豆は15g必要になってきます。300ccで作る場合は30g必要になるイメージです。
キンミヤ焼酎にコーヒー豆を入れた状態。
焼酎にコーヒー豆を入れたばかりなので浮いてます。
このまま、常温で日の当たらない涼しいところで3日~1週間くらい寝かせておきます(戸棚で寝かせました)。
コーヒー焼酎の経過観察
コーヒー焼酎を漬けてからの、経過観察をしていきます!
コーヒー焼酎1日目↓
コーヒー豆がほぼ沈んで少し色がついた。
コーヒー焼酎2日目↓
コーヒー豆は全て沈み色が濃くなった。
コーヒー焼酎3日目↓
おおー!かなりいい状態。3日寝かせただけでもう飲めるんじゃないの?って雰囲気。
もう出来上がりでいいでしょう?ってことで、3日経過したところで飲んじゃいます。
わっ、できてる!コーヒー焼酎だ!
各コーヒー焼酎の味については後述にて。
コーヒー焼酎にはどのコーヒー豆が合うのか?
前述した作り方で、6種のコーヒー豆でそれぞれコーヒー焼酎を作りました。
6種作った理由は、自分好みのコーヒー焼酎を作りたいけれど、自分にどのコーヒー豆が合うのかわからなかったからです。
ここでは、6種のコーヒー焼酎を飲んだ感想や、どの豆のコーヒー焼酎が美味しかったのか?と言う点をご紹介していきます。
6種の豆のコーヒー焼酎を飲み比べ
今回作ったのは、コロンビア、マンデリン、ブラジル、ドミニカ、グアテマラ、キリマンジャロの6種のコーヒー焼酎です。
さて、それぞれのコーヒー焼酎をロックで飲んでいきましょう。
まずそれぞれ飲んでみてお伝えしたいのは、「ちゃんとコーヒー焼酎が出来てる!」って小さな感動と、「味わいが豆によって結構違う」という2点です。
※お酒評論家でも何でもない素人の感想。
コロンビア、マンデリン、ブラジルの3種のコーヒー焼酎から。
【コロンビア】
コロンビアは、さわやかな酸味からの苦味。
【マンデリン】
マンデリンは、酸味と苦味とほんのり甘みも兼ね備えいて香りがよく芳醇。
【ブラジル】
ブラジルは、苦味のパンチがあり後から酸味。
それぞれ個性がある!この3種の個人的に好きな順は、①マンデリン→②ブラジル→③コロンビアかなぁ。
続いてドミニカ、グァテマラ、キリマンジャロ。
【ドミニカ】
ドミニカは酸味強めで甘みとコクを感じる。
【グァテマラ】
グァテマラは酸味があり後味に苦味。
【キリマンジャロ】
キリマンジャロは酸味がありコクと甘み、さらにキレを感じた。
この3種の好み順は、①キリマンジャロ→②ドミニカ→③グァテマラな感じ。
そんな具合で6種のコーヒー豆で自作したコーヒー焼酎を飲んでみて、コーヒー豆でこんなにも味や雰囲気が変わるんだなと言うことが知れました。
じゃあこの6種のコーヒー焼酎中で、結局どのコーヒー焼酎が美味しかったの?って話。
ベストオブコーヒー焼酎
どのコーヒー豆で作ったコーヒー焼酎が筆者にとって美味しかったのか?
私の中でのベストオブコーヒー焼酎は……
「マンデリン」でした。
酸味と苦味とほんのり甘みも兼ね備えていて、芳醇さも感じられるマンデリン。美味し~~~い!まさに好みの味わい。優勝です。
ちなみにこの後、追加でマンデリンのコーヒー焼酎を仕込んだほどです。
2位は「キリマンジャロ」。酸味がありコクと甘み、さらにキレが感じられたのがよかった!
プロのコーヒー焼酎はもっと美味しい!
今回、自作でコーヒー焼酎を作って飲んだら、プロが作った市販のコーヒー焼酎も気になって飲みたくなってきた!
そんなことをぼんやり考えていたら、飲み仲間から「自作のコーヒー焼酎と比較してみてよ」なんて言葉を添えて、市販のコーヒー焼酎をプレゼントしてくれた奇跡。
なので、ご紹介します。
今回いただいたのは、福岡県の研醸さんが製造されている、元祖 珈琲酒「新黒」。
シェリー樽で熟成された焙煎麦焼酎や最高級珈琲豆を使用して作られているそうです。
深み・甘み・コクが感じられてまるで洋酒のような芳醇な味わいで、リッチな気分になれる珈琲焼酎。
自作したコーヒー焼酎と比べると深みやコク、香りがまるで違う(そもそも使用している焼酎からして違う)。
いただいたからという忖度なしで、美味しかったです!
冊子で推奨されていたコーヒー焼酎の麦茶割り。作ってみたらサッパリ香ばしくて美味しかったです!
コーヒー焼酎にぴったりなおつまみ
最後はコーヒー焼酎に合うおつまみについて。
コーヒー焼酎を作ったのはいいけれど、どんなおつまみが合うかなぁ?過去にピッタリと感じたのは、チーズや麦チョコです。
他のおつまみも試してみたいな~ってことで思いついたのが、ルヴァンパーティー(リッツパーティー)。
今回そんなルヴァンパーティーで色んな食べ方を模索したのですが、中でも美味しかったのが「ルヴァンピザ」です。
ルヴァンピザの作り方
リッツは購入したことがあるけれど、ルヴァンははじめて。いわゆるクラッカーで味はリッツとほぼ同じ。
※ルヴァンとリッツの関係性についてはここではスルーしておきます。
ルヴァンにケチャップを塗って、とろけるチーズを乗せて、ベーコンなど好きな具を乗せる。
アルミホイルなどに乗せて、オーブントースターなどで2~3分くらい焼く。
最後に黒こしょうをふって出来上がり。
とろーりチーズと甘酸っぱいケチャップ、塩気のあるベーコン、サクサクっとしたルヴァンが香ばしくて美味しい。
ロックや水割りのコーヒー焼酎にぴったりです。
コーヒー焼酎は自宅で簡単に作れて美味しいってことです
今回はコーヒー焼酎について綴ってみました。味などの感想はあくまでも個人的な主観ですので、人によってはまた変わるところがあると思います。
コーヒー焼酎を作ってみたい皆さん、簡単なので自宅でぜひ作ってみてくださいね!
ちなみに、コーヒー焼酎は涼しい戸棚で管理しています。
今回こんな感じで終わりです。ではでは。
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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