函館「丸善 瀧澤商店」北海道の地酒240円とニシン半身欠300円に舌鼓!函館の代表とも言える角打ち
函館の立ち飲みと言えば「酒の丸善 瀧澤商店」
2016年2月某日、北海道の函館界隈で「せんべろ」をバッチリ堪能してきたので、その模様を徐々にご紹介したい。
「丸善 瀧澤商店」は、酒の丸善という酒屋併設のいわゆる角打ち。巷では函館の代表とも言われている立ち飲み。
ポツポツと個人店やチェーン店などの酒場が見られたり、飲兵衛観光客が集う大門横丁などのある「函館駅」エリア。到着して駆けつけ一杯をしたいと真昼間から訪れたのは、函館駅からも徒歩でアクセスのしやすいこちら。
場所はJR「函館駅」や、函館市電「函館駅前駅」から、徒歩5分程度となり、音羽通り沿いにある。
数十年営まれている年季の入った店内は、カウンターがのび10名入れないほどの広さ。優しげな店主のお父さんが、カウンター越しに「いらっしゃい」と迎えてくれた。
この日の客層は、旅行客らしき3〜40代くらいの男女グループや、常連さんである老夫婦や一人客のおやじさん。ご夫婦やおやじさんが入店する度、「おかえりー!」とお父さん。常連だとその様な言葉をかけてもらえるようだ。なんだか、温かいね。
お父さん曰く、人から人へこの店のクチコミが広がって、出張や旅行者など日本各地からお客さんが来るそうだ。
上を見上げると干物。食欲が湧いてくる。
さて、何にしようかな
価格はわかりやすい税込み表記でキャッシュオン。
お酒は人参酒120円から、北海道の日本酒である国稀240円、生ビール380円(タイミングで銘柄が変わる模様)、サワー320円など。
アテは乾き物から、干物などの手作りのものまで揃い、1〜300円台が多く見られる。
北海道ならではのアテで酒がすすむ!
▼生ビール(スーパードライ)@380円
まずは生から。てっきりサッポロが出てくるかと思いきや、スーパードライだった(笑)。空港などで既に、サッポロクラシックを飲み飽きていたのでちょうど良かったかも。
▼軟骨しおから@150円
珍しく軟骨の塩辛はコリコリとした食感が堪らない!ん〜これは日本酒が欲しくなる。
▼日本酒(国稀)@240円
ってことで、北海道の地酒である「国稀」を熱燗で。このサイズで240円って有り難すぎる。そして、甘さと辛さ両方持ち合わせていて、飲みやすいなぁ。
▼にしん半身欠@300円
ネーミングに惹かれた半身欠は、ニシン半身の干物。
「これ、骨も皮も全部食べれるよ。切ってあげようか。」と、お父さんが、ハサミでチョキチョキと切ってくれた。
カリカリと食感がよく、凝縮されたニシンの旨み。本当に骨も皮も全部食べられるね。小骨が苦手な当方も違和感なくいただけた。美味しくて、箸も酒もすすみ、あっと言う間にペロリ。
▼にしん漬け@300円
ニシンと野菜がたっぷりなニシン漬けは、お父さん自慢の逸品。酢がきいていてさっぱりとしている。キャベツと大根が甘くて美味しいな。
お会計
★1人あたり1000円ほど
※角打ちなのに食べすぎ(笑)
※お酒2杯ずつ、アテ3品シェア
函館を訪れたら立ち寄るべき酒場!
賑やかながらも落ち着いた雰囲気の中、お父さん特製の安ウマなニシン料理や、北海道の地酒がいただけて大満足です。
お父さんがお優しく、程よい距離感でこの辺りのことや、旬の魚について色々と教えてくださったりで、お陰様で愉しい酒場時間が過ごせました。
一人だと少し入りづらいかも知れませんが、角打ちや立ち飲み好きが函館を訪れたら、ぜひ立ちよっていただきたいと感じるお店でした。狭い店なので少数での来店が良いかと思います。
そういえば、他店の店主も函館の立ち飲みといえばこの店!とおっしゃっていました。
函館を訪れたらまた伺いたいです。ごちそうさまでした。
満足度★★★★☆
おひとり様女性の入りやすさ★☆☆☆☆
煙草は外で吸おう。
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書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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