【閉店】立石「秀」クリーミーな生ホッピーに舌鼓!縄暖簾の大衆酒場
※残念ながら立石「秀」さんは現在閉店されています。
昭和の雰囲気が残り、安価で飲むことができる酒場が多く存在する京成立石。「赤羽」同様にせんべろの聖地と呼ばれ、吞んべえたちに愛される街。
そんな立石ではあるが、筆者が訪れた回数は10回にも満たない。なぜなら、同じ京成線の「堀切菖蒲園」でばかり下車してしまうからである。
今回、下町在住の大先輩の方々に立石の魅力をたっぷり教えていただいたので、その模様を吞んべえの皆さまにご報告していきたい。
生ホッピーとボールが飲める「秀」
「秀」は、生ホッピーや焼酎ハイボール、もつ焼きなどがいただける大衆酒場。温かみがありつつも、ほんのり背筋が伸びる味わい深いお店。
場所は立石駅から徒歩3分程度の吞んべ横丁の先。ちなみに、人気店の「江戸っ子」向かいにある。
縄暖簾が味わい深く、そのまま吸い込まれそうになるものの、扉には門番とも言えるルールが書かれた貼り紙。入店ルールは幾つかあるので、立ち止まって予め確認しておきたい。
まず、大きく貼られていて目に入ってきたのは、「お酒を召し上がってる方の入店はご遠慮願います」との表記。1杯でも飲んでいるとNGとなる。
立石ではこの様な表記を、あちらこちらで目にする。ということは、それだけ泥酔してお店に迷惑をかける酒飲みが多いということなのだろうか。
<秀の入店NGまとめ>
・未成年の方
・お酒を召し上がっている方
・お子様連れの方
・親爺の意にそぐわない方
・5名様以上の方
また、スマホ使用や店内の写真撮影もNGだったかと思うので、写真を撮影をする際にはお店の方に確認をしておきたい(筆者は写真撮影確認済み)。
店内に入るとまず「お酒飲んでますか?」とのお声がけ。もちろん1軒目なので、「飲んでません」と回答し席についた。
ご夫婦で切り盛りされており、座席はカウンターと4名がけのテーブルがあって、20名ほど入れそうな広さであろうか。
早い時間に入店したこともあり、先客はおらず筆者たちのみ。
温かみがありつつも、ほんのり背筋が伸びる静粛な空間。なんだかそれがクセになりそうな…そんな不思議な時間がゆっくりと流れていた。
さて、何にしようかな
メニューの価格表記は税抜きで会計時に消費税。座れるけれどお通しや席料はかからない。
お酒は、生ビール(サッポロ)中ジョッキ500円、大瓶(キリンラガー)600円。
名物の生ホッピー(白・黒・ハーフ&ハーフ)は450円、焼酎ハイボール・特製コーヒー酎・ウーロン割などは300円などの価格帯で並ぶ。
もつ焼きは1本120円で1種2本縛り。
また、カウンターでグツグツと煮込まれていて美味しそうだったのは、もつ煮込み330円、和牛スジ煮込み430円、なんこつ煮300円などの煮込み類。
その他一品ものなどは200円~500円程度までの価格帯。サッパリ系から揚げ物や炒め物、食事類まで種類豊富。
絶品生ホッピーとボリューミーなアテ!
▼生ホッピー@各450円
まずは一同、1杯目は生ホッピーから。
きめ細かくクリーミーな泡!
筆者が注文したのは、ハーフ&ハーフ。
一口飲んだ瞬間、きめが細かくクリーミーな泡に忽ち魅了される。そして冷たくて、ほんのり甘みがありほろ苦いホッピー。
フレッシュで美味しいから、スイスイといけてしまう。丁寧に作られているのが、伝わってきた。
これは絶品の生ホッピーと言える。
▼和牛スジ煮込み@430円
よ~く煮込まれた牛スジ煮込み。やや脂っぽさはあるけれど、やさしいホッとする味わいで、ほくほくっとしたごぼうがホッピーをすすませてくれる。
▼もつ焼き@1本120円
タンとカシラを2本ずつ。ジャンボサイズで食べ応えのある古き良きもつ焼き。
タンは噛み応えにパンチがあり、肉を喰らっている感。塩加減がよくジューシーで美味しい!
▼焼酎ハイボール@300円
2杯目は、やや微炭酸で氷とレモン入りの焼酎ハイボール。後味がサッパリ・スッキリしているからゴクゴクいけてしまう。
▼はんぺんフライ@320円
はんぺんフライは、まるまる1枚のジャンボサイズのはんぺんとチーズを揚げたフライ。
粗めのパン粉でサクッと、ふわふわまろやかで美味しい~!やっぱり揚げ物はボールとバッチリ合う。
かなりボリュームがありお腹にたまるので、2~3名でシェアしていただきたい。
お会計
★1200円足らず(1人あたり)
※お酒2杯ずつ、上記のアテシェア
※チャージ:座りでお通し・席料無し
※価格表記:税抜き(会計時消費税)
※ものによってはせんべろ可能(酒2杯・アテ1品以上換算)
まとめ
美味しい生ホッピーとボリューミーなアテで一杯できて大満足です。ルールがあるので、ほんのり背筋は伸びたりはするのですが、温かみのある落ち着いた空間でした。
カウンターがあるので1名でもいいですが、アテがボリューミーなので、個人的には2~3名で伺って、生ホッピー片手にしっぽりと語らいたい…そんなお店でした。
生ホッピーはかなりオススメですよ。
また1軒目で立ち寄りたいです。ごちそうさまでした!
満足度★★★★☆
おひとり様女性の入りやすさと居心地★☆☆☆☆
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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