葛飾区「店名非公開」温かな地域の寄合い角打ち

この記事について

このお店はなんとなく広めちゃいけない。でも、「こんなお店もあって、こんな体験したよ」ということをお伝えしたい。そういったお店を「場所・店名非公開」でお伝えしていく企画記事です。

ご年配の方が集う温かな角打ち

場所は東京都葛飾区界隈。年配の方が多い住宅街エリアの商店街にあります。ディープ角打ち好きの方なら、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

まるで自宅にお邪魔しているかのような酒屋の角打ちで、年配の常連さんが多く集まる温かいお店です。

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(缶に常連さんの名前が書かれたメモが貼られていたのが印象的)

2015年の春。

この日は、仲間とこの界隈の角打ち巡りをしていました。最終地点に差し掛かろうとした時に、商店街を歩いていると偶然にも角打ちらしきお店を見つけたんです。

外から様子を伺うと、ご年配の方でほどほどに混みあっています。

「入れないだろうなぁ?」とダメ元でドアを開けると、運よく入れてもらうことができ、女将さんや常連さんがあたたかく迎えてくださったのです。

このお店は角打ちだけれど椅子があり、みなさん座っているので自分達も座らせてもらうことに!テーブルにはマークカードが置かれ、お隣ではご年配の方々が語らいながら飲んでいらっしゃいます。まるで、地域の寄合い所のよう。皆さん笑顔で楽しそうだなぁ。

おすそわけをつまみに一杯!

さて何を飲もうかな?

店内には大きな冷蔵庫があり、缶ビールや酎ハイ類(価格は150円~)、ちょっとしたおつまみなどが並んでいる。

▼お茶割り@155円/チーズ@70円
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選んだのはお茶割りとチーズ。

アルコール度が低めでサッパリとした宝焼酎のお茶割りは、一呼吸おきたいときに飲むことが多い。

▼おすそわけいただいたフライ
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常連さんからおすそ分けいただいた魚フライとチキンカツ。紙の上に置かれていて、これぞ角打ち!美味しいな。すすんじゃうね。

自宅におじゃましたかのような温かな空間

しばらくすると、お客さんが続々と来店ということで、長っ尻はいかんとお店を後に。アットホームな空間で、まるで自宅におじゃまして飲んでいるかのようでした。そして、みなさんの優しさに温まったひと時。

素敵なお店だったけれど、自分が来店することで入れない常連さんがいらっしゃったり、場の空気を壊したら嫌だな……なんて思考から、今後来店することはないかもしれない。

自分が成長した何年後かにまた伺いたい、そんなお店でした。いつまでも常連さんの愉しい場であり続けてほしいです。

満足度★★★☆☆

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