「澤乃井園」利き酒や多摩川のほとりで昼飲みを楽しむ!奥多摩の自然に囲まれた楽園
気分転換で少し遠出したい休日。もちろんしっかり昼飲みも楽しみたいんだよなぁ……
あっ、そうだ!そんな時こそ、気になっていた小澤酒造の澤乃井園へ行ったらいいかもと思い出したんです。
と言う訳で、澤乃井園=奥多摩まで行ってきましたのでその模様をご紹介します。
目次
飲兵衛の楽園!澤乃井園で昼飲みを楽しむ
奥多摩の沢井駅にある、澤乃井でおなじみの「小澤酒造」。創業は元禄15年と言われている歴史ある酒造会社です。
この小澤酒造周辺には酒蔵をはじめ、多摩川のほとりに広がる庭園での一杯が楽しめる「澤乃井園」や「きき酒処」、「食事処」や「美術館」などがあり、お酒と奥多摩の自然や文化にふれあえる、呑んべえ御用達スポットになっているんです。
早速わくわくで出発しましょう!
まず、青梅線の沢井駅は、新宿駅からだと電車で1時間30分前後の距離。
そして澤乃井園は、この沢井駅から徒歩5~6分ほどの場所にあります。
駅を降りると山々とパキッとした青空が広がり、日ごろ酷使している目が洗われる~。
澤乃井の案内板
澤乃井(小澤酒造)に向かう前に、全体の案内板をざっくり見てみよう!
(詳細版マップはこちら)
まず小澤酒造(酒蔵)があり、道路を挟んで澤乃井園(軽食コーナー、売店、きき酒処)や食事処。そして多摩川が流れ、さらに先には美術館などがあります。
駅から下り坂をテクテク歩くと、まず小澤酒造や酒蔵が目に入る。
(小澤酒造と酒蔵)
あっ、トレードマークのサワガニだ!
ちなみに酒蔵見学は無料でネットや売店で事前予約を受け付けているみたいです。今回は突発で訪れたので、予約しておりません(次回は行ってみたい)。
(澤乃井園の様子)
酒蔵から道路を挟んだ先には、今回お目当ての澤乃井園が登場!
澤乃井園には軽食コーナーや売店、きき酒処があります。
さらにすすむと多摩川がこんなに近くに!
酒蔵と澤乃井園はトンネルで行き来も可能。
仕込水を飲むこともできる。
ああ、わくわくと胸が高鳴る!早く呑みたいなぁ。どこから楽しもうか。
清流ガーデン 澤乃井園
まずは「澤乃井園」の軽食の売店でお酒とつまみを購入して、多摩川のほとりにある「あずまや」での昼飲みを楽しむことにしよう。
澤乃井園では飲食物の持ち込みは禁止。色々揃ってるので、こちらで購入しましょう。
澤乃井園には軽食・お酒・豆腐の売店が3軒並びます。
澤乃井園の軽食コーナーでは、好きなテーブル席に座ってOK。
売店隣には、多摩川や庭園を近くで望めるロケーションの「あずまや」があります。他にもテーブル席があるけれど、雰囲気バッチリだしやっぱりここで呑みたいよなぁ。
澤乃井園の軽食コーナーでは、お酒と食事を楽しむ人が半々くらいで、カップルや家族連れ、ご年配グループ、さらにマラソンの練習中やハイキング途中に訪れる団体さんも。
ちなみに訪れたのは土曜の12時過ぎ。最初は空いていたけれど、次第にじわじわ混雑してきました。
澤乃井園のメニュー
軽食の売店は食券式。
食券を購入したらカウンターで引き換え。
お酒メニューは、甘酒200円、お燗酒300円、本醸造生原700円、キリン一番搾りロング缶450円、地ビールさわびー550円など。
つまみは枝豆・皮付きポテト250円からあり、味噌こんにゃく300円やもつ煮450円など。
小澤酒造さんは豆腐作りもされていることから、冷奴380円や豆腐ナゲット350円、卯の花まんじゅう120円などがあったりも。さらに食事類でうどんやそば、おにぎりも。
豆腐メニューいくつかあるのいいわぁ。
酒まんじゅうと卯の花まんじゅう、貴方ならどちらを選びますか。筆者はどっちも気になりますので両方購入することにします(笑)。
また、とうふ売店にも各種つまみがあります。
早速、澤乃井園ではじめますか!
(この景色だけでもう美味しい)
早速、軽食の売店で購入して、あずまやのテーブル席へ。
お酒はせっかくなので「お燗酒300円」をもらいました。
(カンパーイ)
燗酒は酸味のある辛口で、後味は残らずすーっと消える。当然寒いので、冷えたカラダがポカポカと温まってくる。
つまみは「豆腐ナゲット350円」をもらいました。なんだか買わずにはいられなかった。
ほかほかで、衣はしっかり味でお豆腐は少し歯ごたえ。これ美味しい!燗酒にも言わずもがな合う。選んで正解だった。
続いて「卯の花まんじゅう120円」は、割ると本当に卯の花がこんにちは。皮はもちっとほんのり甘くて、餡はしっかり味の卯の花。これはイイつまみになる。考えた方すごい!
「酒まんじゅう100円」は、甘すぎずふわっとお酒の香り。燗酒とも合う!
呑みながら、多摩川でボート練習をしている人たちに目を向けたり、川のせせらぎや神社から響く鐘の音に耳をすましたり…自然に囲まれた最高のロケーションでの一杯は格別でした。
無料のお茶や水もあります。
澤乃井園ではお酒と豆腐の売店も!
こちらはお酒の売店。小澤酒造のお酒を購入したり、酒蔵見学の予約をすることができます。中には、この売店でしか買えないお酒(亀口酒)があったりも。
ちなみに店員さん曰く一番の売れ筋は「澤乃井 大辛口」だそうです。やっぱり!美味しいですもんね。
さらに隣には豆腐とゆばの売店。おつまみになりそうなものも並んでいたりします。
澤乃井園 清流ガーデンの詳細
澤乃井 きき酒処
続いては階段を上がった先にある澤乃井園の「きき酒処」に行ってみるとします。
テーブル席がいくつかあり、好きなところに座れます。タイミングによってはかなり盛況で、団体で訪れている方が多いなぁ。
この日のきき酒リストはこんな感じ。200円~500円程度の価格帯で並び、おかわりは100円引き。
おちょこ付きなのが嬉しい!
年間予定表が貼ってあったりも。
呑みたいお酒を選んで、カウンターでキャッシュオン。
まずもらった「新しぼり200円」は、吟醸の新酒。すごく飲みやすい辛口で後味もスッキリ。これ美味しい!好きだわ。食中酒によさそう。
仲間が呑んでいた「しぼりたて200円」も新酒。ふわっと酸味とお米のふくよかな香りが広がる。これも美味しい。
2杯目は「彩は200円」と言う、300年杉の木おけ仕込みのお酒。酸味があり木おけの独特の香り。つまみは何が合うのかな。
ちなみに2杯目なので100円引きでした。
ゆっくりまったり利き酒ができたなぁ。好きなタイプのお酒とも出会えました。
さらに、呑んだ後はいただいたおちょこをお持ち帰りできます。家で使おうと思います。
澤乃井 きき酒処の詳細
呑んべえの楽園「澤乃井園」
澤乃井園、本当に楽しかった。
山と川の自然に囲まれたロケーション、澄んだ空気、多摩川のほとりでせせらぎに耳を澄ましながらの一杯に、幸せを感じました。
さらに、ゆっくりきき酒も楽しめて、好みのお酒とも出会えました。
澤乃井園は、まさに呑んべえにとっての楽園。
心が疲れた時に有給をとって現実逃避で訪れたくなるような、そんな昼飲みスポットと言えるのではないでしょうか。
また、今回は呑みに特化しておりますが、他にも酒蔵見学はもちろん、豆腐料理の食事処でランチが楽しめたり、多摩川のほとりをハイキングできたり、橋を渡って美術館や寒山寺に行ってみりなんて楽しみ方もできると思います。
日常生活でやるせなくなった時にまた澤乃井園へ来ようと思います。今度は秋に訪れて紅葉の景色も見てみたいなぁなんて。
タバコ:禁煙(喫煙所あり)
利き酒で気に入った「新しぼり」を帰りに売店で購入しました!720mLで1350円也。晩酌で呑むのが楽しみです。
「澤乃井園(小澤酒造)」の基本情報
住所 : 東京都青梅市沢井2-770
営業時間 : 10時~17時 (軽食11時~16時)
定休日 : 月曜日(祝日の場合は火曜日)
電車の本数が少ないので、事前に時刻表をチェックしておこう。
付近には角打ちできる酒屋さん「福島酒店」があります。
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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