高知で昼飲みや飲み歩きを楽しむ!高知せんべろ紀行2017
目次
高知で昼飲みや飲み歩きを楽しむ!高知せんべろ紀行2017
2017年10月末に四国の香川へLIVE遠征。ここぞとばかりに、憧れの「高知」まで前乗りをすることにしました。
酒好きが多いとして知らる高知は、酒を酌み交わす宴会「おきゃく文化」が根付いていたりと、お酒に寛大な街。ずっと行ってみたかったんです。
既に高知のせんべろ記事はアップしていますが、何となくまだ書き残したいなぁ……ということで、高知のせんべろ紀行としてこちらに綴ります。
初めての高知はりまや橋
羽田空港から1時間半ほど飛行機に乗り、高知「龍馬空港」へ。さらに龍馬空港から20分ほどバスに乗り、高知市の繁華街である「はりまや橋」まで!
「はりまや橋」へ着くとすぐに「土佐鶴」の看板がお出迎え。
わ~~~!高知に来た~~~って感じする。
すぐに目に入ってきたのが、路面電車である「とさでん」。道路にはこれでもかというくらい線路が張り巡らされています。
そして「ヤシの木」。一気に南国気分だ!
長いアーケード商店街があったり、
サンゴのお店が目に入ってきたり。
高知で昼飲みや飲み歩きを楽しむ
さて、ここからは高知の酒場で楽しんだ模様をご紹介していきます。
今回の高知旅では、立ち飲みや酒屋さんの角打ち(※)などはあまり見つけられず……
せんべろという感じではないのですが、温かみがあって素敵なお店との出会いがありましたので、楽しんだ模様を綴っていきます。
※地元の方に伺ったお話によると、昔は南はりまや町界隈に数軒、角打ちがあったそうですが、現在ではほとんどやめてしまったそうです。
高知で朝飲み&昼飲み1軒目
「ひろめ市場」
高知で朝飲み&昼飲みといえば、やっぱり「ひろめ市場」。
高知の食が揃う、60店舗以上の飲食店が集まる屋台村のような商業施設で、お店によっては朝飲み・昼飲みもできてしまう、言わずと知れた酒飲みに嬉しい観光名所。
ちなみに、観光客だけではなく地元の方も利用されているのだそうです。
(入口では坂本竜馬氏がお出迎え)
ひろめ市場には、至るところにテーブルと椅子が置かれていて、空いている好きな場所で購入したものが飲食できるんです。いわゆるフードコートのような感じ!
もちろん、お通しや席料はかかりません。
(やいろ亭の塩たたきが美味いのなんの)
ワイワイと楽しい雰囲気なので、ぜひ立ち寄ってみて欲しいです。お土産ものなんかも売っているので、お土産選びをしてちょっと一杯もよさそう。
「ひろめ市場」のレポート詳細↓
高知で昼飲み2軒目
「葉牡丹(大衆酒場)」
高知の言わずと知れた大衆酒場「葉牡丹」さん。創業から60年ほどの老舗で、吉田類さんの酒場放浪記などメディアでもおなじみのお店。
お昼11時から営業されているので昼飲みもできてしまうんです。
150名ほど利用できるという味があって広々とした店内には、手前に厨房を囲むカウンター席があり、奥にテーブル席。個室や座敷などもあるみたいです。
座れますが、お通しや席料はかかりません。
(串フライ盛り合わせ287円)
「白波307円」をロックで注文したらたっぷり一合、徳利に入った白波と氷が登場したんです。こういうの、嬉しくなりますね。
そして串フライも美味しかった!まったり昼飲みできました。
葉牡丹のせんべろレポート詳細↓
高知で昼飲み3軒目
「竹内酒店(角打ち居酒屋)」
高知の老舗酒屋「竹内酒店」さん。すぐ横には居酒屋が併設されていて、居酒屋利用もできるお店なんです。
居酒屋スペースにはテーブルが2つ、周りにはビールケースの椅子があり、20名足らず利用できる空間です。
座れますが、お通しや席料はかかりません。
(しんまいのお刺身、最高だった)
高知の郷土料理が並んでいたりもして、わくわく!お酒もおつまみも美味しく、お店の方も常連さんも温かく楽しい時間が過ごせました。
竹内酒店のせんべろレポート詳細↓
高知で昼飲み4軒目
「まるよし食堂」
「ひろめ市場」付近にある老舗食堂「まるよし食堂」さん。11時から営業されており、昼飲みすることもできるお店です。
風情があり落ち着いた雰囲気の店内にはテーブル席と小上りがあり、20名足らずほど利用できそうな空間。食堂なので食事利用と飲み利用、両方のお客さんを見かけました。
座れますが、お通しや席料はかかりません。
風情のある空間で、のんびりまったりの一杯。
ウインクのポスターが懐かしく印象的でした。
「まるよし食堂」のせんべろレポート詳細↓
夜の高知で飲む1軒目
「田舎家(大衆酒場)」
宵まち横丁にある、味わい深い大衆酒場「田舎家」さん。吉田類さんも訪れたというお店だそう。
場所は、大橋通駅のそばの「宵まち横丁」にあります。
味のある雰囲気の店内で、まず目に飛び込んできたのは、カウンターに並べられた色取り取りのお惣菜。うわーすごく美味しそう!
座席は、カウンター席と座敷などがあり思ったより広い。サラリーマンや会社飲みのグループで賑わっています。
お酒の価格はこのような感じ。チューハイ類350円からあります。
焼酎はボトルとかもある。
おつまみメニューはこんな感じ。
どれも美味しそう。
(白波ロック350円)
「白波ロック」からはじめました。
(親鳥ごぼう煮)
「親鳥ごぼう煮」。親鳥の歯ごたえがあって、味がすごくしみていて美味しかった~!芋焼酎がスイスイと止まりません。
(山芋だんご)
「山芋だんご」。こちらのお店で一番人気のメニューだそう。注文すると揚げなおしてくださり、あんをかけてくれました。
とろっとキノコたっぷりで、やさしいお出汁の味がするあん、山芋だんごは、衣がサクっとしていてそこから山芋の食感。さらに中から海老がでてきた。
ボリュームがあって美味しい!
(清水サバ)
店員さんからおすすめしてもらった「清水サバ」。弾力がありコクがあって美味しいのなんの!
(吉田類さんのサイン発見)
そんなこんなで、お酒3杯ずつとおつまみ4品を2名でシェアして、一人あたり2500円ほどのお会計。
価格不明なメニューも多く、若干ビクビクしてしまいましたが……ゆるりと美味しい一杯が楽しめたのでした。
おひとり様女性の入りやすさ★★☆☆☆
おひとり様女性の居心地★★★☆☆
夜の高知で飲む2軒目
「屋台安兵衛」
創業は昭和45年だという、高知ではおなじみの餃子屋台「屋台安兵衛」さん。ずっと行ってみたかった屋台です。
場所は、蓮池町通電停より徒歩5分程。
座席は大きなテーブル席に相席スタイルで座る感じ。どちらかというと誰かと利用が多く、サラリーマンや家族連れなどの姿も。
お酒はビール中瓶500円(アサヒorキリン)と日本酒500円の二択。つまみもシンプルで屋台餃子500円、らーめん600円、おでん100円など。
ちなみに付近にある系列店の「いまどき安兵衛」さんの方がメニューの種類が豊富な感じです(ハッピーアワーもやってるみたい)。
(ビール中瓶500円)
ここはキリンでしょうという感じですが、キリンばかり飲んでいたので「アサヒ中瓶500円」で乾杯。ほぼ外というロケーションなんで、気持ちの良い一杯です。
(屋台餃子500円)
名物「屋台餃子500円」は、小ぶりのものが7個入りで500円。
皮はあげ餃子の様にパリパリで、餡はニラとにんにくが香り、野菜の甘み。思ったより軽いからパクパクいける。
中瓶1本と餃子を2名でシェアして、会計は一人あたり500円。
気軽に立ち寄れるし、〆飲みにも丁度よさそうですね。賑わう楽しい雰囲気もよかったです。
おひとり様女性の入りやすさ★★☆☆☆
おひとり様女性の居心地★★★☆☆
高知の飲み屋街
高知市のはりまや橋周辺で見つけた飲み屋街も合わせてご紹介。
(位置:ひろめ市場)
高知で酒飲みが集まるおなじみのスポット「ひろめ市場」。
(位置:55番街)
よく、写真などでお目にかかる「55番街(龍馬通り)」を発見!新旧の酒場が立ち並び思ったより長いです。
(位置:帯屋町1丁目)
猫ちゃんが印象的だった「帯屋町1丁目」界隈の路地裏。ここで立ち飲み屋を1軒みつけました!
(位置:宵まち横丁)
本町3丁目界隈にある「宵まち横丁」。味のある酒場立ち並び、趣があります。
(位置:屋台街)
「ローソン高知追手筋1丁目店」付近には、屋台が立ち並び屋台街が広がっていました。うどんやラーメン、餃子とか色んなジャンルの屋台が目に入り、〆にもよさそうだなぁなんて。
高知のご当地チェーン&グルメ
せっかくなので高知で楽しんだご当地チェーン&グルメもご紹介します。
高知のご当地チェーン&グルメ1軒目
「寿し一貫」
高知と四国などで展開されている、おなじみの回転寿司チェーン「寿し一貫」さんへ立ち寄りました。
今回訪れたのは「寿し一貫 せと店」です。
寿司は一皿135円(2貫)~
高額だと680円(2貫)まで。
高知県産や愛媛産など、四国産のものがずらっと並んでいたり。
ランチセットがどうやらお得らしい。
お酒もあります。生ビール580円、地酒&焼酎は480円。
(まぐろ180円)
今回一番印象に残ったのが「まぐろ180円」。新鮮かつ丁度良い弾力で、さらに脂も少しのってたりして…美味い!
(海鮮3種380円)
塩炙り鯛、ぶり、カンパチの「海鮮3種380円」というのも美味しかった。ぶり、すごく脂のってた。
ここの回転寿司いいなぁ!こんなお店が近くに欲しいというお店でした。また立ち寄りたいです。
高知のご当地チェーン&グルメ2軒目
「くいしんぼ如月」
高知でおなじみのお弁当&コンビニエンスチェーン「くいしんぼ如月」さんにも立ち寄らずにはいられません。
今回立ち寄った店舗は、どこだったかなぁ……。
「くいしんぼ如月」さんは、店内でイートインできるお店とできないお店があるようで、今回入ったのはお弁当をイートインできる店舗でした。
今日はどれを食べるぜよ?キャラクターがかわいい。
お弁当系のメニューはこんな感じ。
ロックオンしたのが「ナンバン飯310円」というメニュー。なんでもチキンナンバンをご飯と一緒に仕上げているそうで。
(ナンバン飯310円)
お手ごろですし「ナンバン飯310円」を頼まずにはいられなかった。
ご飯の味付けはほんのりと甘辛く、ご飯に混ざりこんだ「鳥南蛮」はサクッと酸味がきいていて香ばしい。なにこれ、めちゃ美味いじゃん!しっかり味だから、お酒のお供にもなりそうな気がする。これは次回もリピしたい。
(ミレーアイスもなか)
食後のデザートには、高知でおなじみのミレービスケットが入った「ミレーアイスもなか」。
アイスと一緒にもなかの中にクラッシュされたミレービスケット。食感がイイね。
やっぱりローカルチェーンはわくわくする。ナンバン飯、また食べたいです。
高知のご当地チェーン&グルメ3軒目
「谷口食堂」
高知の須崎名物「鍋焼きラーメン」が食べられる「谷口食堂」さんへ立ち寄りました。もちろん飲んだ後の〆ラーとして。
ちなみにこちら、竹内酒店さんの常連さんにおすすめしてもらったお店なんです。
場所は堀詰駅付近。
メニュー。
(鍋焼きらーめん750円)
「鍋焼きらーめん750円」は本当にお鍋で登場します。
パカっとあけるとラーメン!スープは鶏ガラの醤油ベースで、ストレート麺、具には青ネギ、ちくわ、親鶏、玉子。
鶏ガラの中華そばが大好きなので、まさにドンピシャなラーメン!!!しっかりとしたダシと醤油の味わいで美味しかった~~~。
ちなみに自宅でもこの味を楽しみたくて、何度かこの鍋焼きラーメン作りにトライしました(笑)。
高知で観光
高知の観光ネタ。
高知では日曜市が有名だそうで、楽しみにしていたけれど生憎の雨。
日曜市、もっと楽しみたかったよーーーー!雨で残念。
遠目に高知城!
ちょうど「はりまや橋商店街」で100円商店街というイベントをやっていて、とても賑わってました。
100円商店街の魚屋さんコーナーでは行列!美味しそうだったよ。
高知→香川旅の旅費(3泊4日の交通費+宿泊費)
最後は、東京在住の私が利用した高知への移動手段や旅費についてご紹介。
今回は、高知2泊・香川(高松)1泊=合計3泊4日の旅で、購入内訳は下記。高知のみだったら旅行会社のツアーの方が安いと思います。
【航空券】羽田⇒高知:12500円(skyticket)
【航空券】高松⇒羽田:12500円(skyticket)
【高速バス】高知⇒高松:3400円
【ホテル】3泊合計:12000円(じゃらん)
交通費&宿泊費で、合計4万円程(一人あたり)。
航空券はskyticketで、平日出発&平日帰りで時間を選びこの価格。高速バスは日曜指定なのでちょっと高め。じゃらんで予約したホテルは食事なしで、駅から徒歩5分以内でした。
酒場も人々も温かい、お酒に寛大な街「高知」
そんな具合で、高知旅のレポートはこれにて終了。楽しく美味しく高知で酔い時間がすごせました。
味があって温かみのある酒場が多かったです。途中、酒場のおかみさんに「高知は女性の一人飲みにも寛大」とのお話を伺って、益々高知が好きになりました。
また、高知市内で毎年開催されているおきゃくイベントにも、一度参加してみたいです。高知市中心部の商店街や公園が酒飲みの宴会場になるそうで、すごく楽しそうじゃないですか?
頻繁には行けないけれど、また高知へ行きたいです。
またいつの日か……
バイバイキーン!
おまけ:たっすいがは、いかん!の意味
高知で至るところで目に飛び込んできた「たっすいがは、いかん!」という、キリンビールのキャチコピー。
酒場のおかみさん曰く「軟弱じゃいかん」という意味だと伺いました。昔キリンラガーの味を変えたそうで、そこからこんな言葉が出てきたのだとか。
ちなみに、高知ではキリンビールを店に置いていないと、別の店に行くというお客さんがいるほどキリンビールが根付いているそうです。
書いてる人
せんべろnet管理人のひろみんと申します。都内在住の一人飲みや昼飲み、酒場探索が好きな酒飲み女。立ち飲みや大衆酒場、簡単レシピなど投稿しています。ちょっと一杯のつもりが二千円。休肝日は週3目標。 何故せんべろなのか?私がせんべろnetをはじめた理由 掲載についてなどお問合せ |
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