【閉店】巣鴨「庚申酒場」居心地のよい老舗酒場

※こちらのお店は、現在閉店との情報があります(2018年1月)。

「戦前から大塚や巣鴨に10銭ショップがあってね。100円ショップのはしりだよ~。」

この辺りの昔話を冗談交じりで話してくれる女将さん。こんな貴重で魅力的なお話が聞けることに感動し、忽ちガッチリと心を掴まれてしまった…。

居心地のよい老舗酒場「庚申酒場」

「庚申酒場」は、昭和25年創業で60年以上営業している老舗酒場。酒場放浪記をはじめとした、メディアでも多数紹介されている銘店です。お話好きの背中のまあるい女将さんがおひとりで営まれています。

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場所は、荒川線の庚申塚駅が一番近くて目と鼻の先。巣鴨駅からだと、地蔵通りを抜けたところにあり徒歩15分程でしょうか。

三度目の正直

この日はふらりと一人で酒場放浪。実はこちらに訪れるのは3回目。何れもお休みだったので、まだ入ったことがありません。女将さんおひとりで営まれているので、その日の体調などで、お休みになったり、時間がずれたりようです。

20時くらいに訪れると、明かりがついています。「やったー!開いてる」3回目なので嬉しさもひとしお。ドアが少し開いているので、ディープな佇まいながらも1人でも入りやすいです。

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(ヤカンはお湯割り用?)

店内に入ると椅子に腰かけた、女将さんが「いらっしゃい」と迎えてくれました。先客はおらず自分のみ。

座席はコの字のカウンターのみ。年季の入った柱やカウンターなど、まるで昭和で時が止まったような空間。

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ライターと一緒にマッチが置かれています。

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ぐつぐつよく煮込まれたおでん。美味しそうだなぁ。

さて、何にしようかな

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お酒はビール550円、それ以外の酎ハイや清酒は350円。おつまみはおでんや串があるようですが、価格は書いてありません。ちなみにお会計は後払いでした。

早速、はじめますか!

▼酎ハイ@350円
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シュワシュワなものが飲みたいなってことで…「酎ハイ350円」をもらいます。

焼酎はキンミヤでお猪口に分けられており、その横には厚切りのレモン。割り物は「HOPPY DRINK」と書かれた炭酸。こちらの酎ハイは、シュワシュワでほのかに甘みが感じられて、美味しいなぁ。

「キンミヤなんですね~」と尋ねると、「昔は宝焼酎だったんだよ~!休んでる間に、この辺りに無くなっちゃってね。キンミヤは三重県の人も知らないらしいね。はは。」なんてコネタを挟みながら教えてくれました。

▼おでん@300円
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おつまみはせっかくなんで目の前で煮込まれていた「おでん300円」をもらいます。よ~く煮込まれて味が染みている。あったかい味がするおでん。

お話好きで気さくな女将さん

飲みながら女将さんとおしゃべりしたりしてとても愉しい時間。

「チョット首を捻っちゃってね、はは。」なんて、女将さんから気さくに話しかけてくれたんです。最近のお話から昭和の戦前・戦後の貴重なお話まで、他にお客さんがいなかったので終始2人でおしゃべりしてました。

壁に貼られているポスターを見ながら「酒場放浪記でも紹介されたんですね!」なんて尋ねると、「おんな酒場やとんねるずの番組にもでたよ。タレントで…」なんて、うれしそうに細かく教えてくれました。女将さんの思い出の引き出しからドンドンお話が膨らんで花が咲いていく。聞いていて本当に愉しかったです。

お会計

◆酎ハイ@350円
◆おでん@300円
合計:650円

1杯飲み終えたところで、常連さんが来たのでお店を後に。近いうちまた伺います。

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