【中止】セブンで生ビール?コンビニ飲みの考察

セブンで生ビール販売?

ついに、あのセブンイレブンの一部店舗で2018年7月17日のから生ビールがテスト販売されると、Twitterで情報を知りました。

※2018年7月17日10時現在、セブンイレブンの生ビールは販売中止との情報があります(情報ソース)。

セブンで生ビール販売とは、知った瞬間衝撃を受けましたね。

毎日新聞さんの記事によると、セブンイレブンの関東の一部店舗でキリン一番搾りのSサイズ100円・Mサイズ190円がテスト販売される予定だそうです。100円コーヒー(セブンカフェ)と同様にセルフスタイルのようです。

セブンのイートインは、「飲酒禁止」としているところがほとんどな印象ですが、生ビールがテスト販売される店舗ではOKなのでしょうか。そのあたりがどうなるのかで大きく変わってきそうですね。

と思った矢先に…

【追記】2018年7月17日10時現在、販売中止との情報があります…↓

コンビニ飲みの考察

そんなこんなで、セブンの生ビールテスト販売は一旦中止と言うことになったようですが、今回はコンビニで飲むと言うことについて綴ってみようと思います。

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実は、何度かコンビニで飲んだことがあります。中には既に生ビールが販売されていて、店内で飲めるコンビニがあるんです

コンビニ飲み3パターン

飲めるコンビニは、筆者の知る限りで3つに分類できます(勝手に分類してます)。

①ちょい呑み推奨のコンビニ
②普通のコンビニで生ビール販売
②コンビニのような酒屋で角打ち

「①ちょい呑み推奨のコンビニ」については、ちょい呑みできるよ~と推奨しており、少し飲食店に近いような雰囲気を併せ持つコンビニ。

「②普通のコンビニで生ビール販売」については、普通のコンビニなんだけれど、生ビールを販売していて店内でサクっと呑めるコンビニ。

「③コンビニのような酒屋で角打ち」については、コンビニのような酒屋で、店内で呑めるお店=角打ちです。この記事に入れるか迷ったのですが、コンビニのような…と言う点で一応入れています。



①ちょい呑み推奨のコンビニ

まずは、「①ちょい呑み推奨のコンビニ」についてご紹介していきます。

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(コミストキッチンの様子)

ちょい呑みを推奨しているコンビニと言えば、ミニストップが展開している「cisca店舗)」と、コミュニティ・ストアが展開している「コミストキッチン店舗)」が浮かびます。

どちらもコンビニの土台がある上で、カフェ要素なども併せ持ち、レジで生ビールやフードの提供もされています。そして、イートインスペースもしっかりと用意されているのです。

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(コミストキッチンの生ビール)

コンビニでありつつも、ちょい呑みできるようにしっかりお酒やフードが充実していたりもするので、普通の飲食店にも少し近い感覚。ですが、コンビニなので、棚に並んでいる好きなお酒やつまみを選んで購入して、その場ですぐ飲み食いできる楽しさもあります。

また、ちょい呑み推奨と言う意味ではアレですが、函館のローカルチェーンである「ハセガワストア」もこの枠に入るかなーと言う印象です。

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(ハセガワストアのやきとりと缶ビール)

ハセガワストアは、コンビニでありながら名物の「やきとり弁当」を店内調理のうえで販売されているので、店舗によってはイートインスペースで名物のやきとりと缶ビールで一杯できたりもするのです。

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②普通のコンビニで生ビール販売

続いて「②普通のコンビニで生ビール販売」について。

名前の通り至って普通のコンビニであり、ちょい呑みと言うほどしっかり推奨はしていないけれど、生ビールなどをレジで販売するなどされていて、店内にちょっとした呑むスペースも用意されています。

このジャンルには駅コンビニとしておなじみの「NewDays生ビール実施店舗)」の一部店舗が当てはまります。


(池袋西口のNewDays)

「NewDays」では、2016年辺りから一部店舗で生ビールの販売をはじめており、2018年現在に至っては店舗によって「樽ハイ倶楽部280円」や「ブラックニッカハイボール350円」の販売もされています。

ちなみに2018年7月現在、生ビールの価格は398円(スーパードライ545ml)。


(池袋西口のNewDays)

池袋の西口側にある「NewDays」では、店内に立ち飲みコーナーが設置されています。


(池袋西口のNewDaysにてブラックニッカハイボール350円)

NewDays 池袋西口店の立ち飲みコーナーでは、1人利用のお客さんも見かけますが、2~3人で訪れている仕事帰りと思しきサラリーマンを良く見かけます。中には、仕事の話をしながら呑んでいるなんてシーンも。

仕事帰り、電車乗る前に生ビールを一杯飲みながら少し話してくか!みたいなシーンにマッチしているのかもしれませんね。立ち飲みなどの居酒屋に入ると、なにかつまみを注文しなければならないので、家では夕食が用意されているなんてサラリーマンたちにぴったりなのかも。

こちらでは皆さん、本当にサクっと呑んでつまんで帰るイメージ。コミュニティとか常連さんとかそんな雰囲気を感じることも一切なく、ただただサクっと呑むと言った印象があります。

ちなみに、騒いで酒盛りとか、とかそう言ったシーンは一度も見たことないですね。

缶ビールを買って呑んでいくこともできます。訪れたタイミングでは北海道フェアが開催されており、サッポロクラシックが並んでいたのが印象的。

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③コンビニのような酒屋で角打ち

最後は「コンビニのような酒屋で角打ち」についてです。今回の記事に入れるか迷ったのですが、コンビニのようなと言う点で一応紹介します。

コンビニのような酒屋で、店内で呑めるお店=角打ちを指しています。酒屋→コンビニ→酒屋に戻ったお店であったり、コンビニ兼酒屋のお店であったり…そういったお店が該当し、個人店であるがゆえに、常連さんがいらっしゃったりとコミュニティができているお店も多いです。

例えば、名古屋の大曽根にある「みのや北村酒店」は、元が酒屋→コンビニ→酒屋に戻ったと言うお店で、店内で立ち飲みスタイルで角打ちできます。

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(大曽根:みのや北村酒店)

昔の大曽根の辺りは、角打ちできる酒屋がたくさんあったそうですが、時代とともにコンビニに変化していったと言います。でも、コンビニも儲からないから辞めるというお店も少なくないそうで…「みのや北村酒店」も一時期はコンビニだったのだそうですが、酒屋に戻られたそうです。

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(大曽根:みのや北村酒店にて、琥珀エビス中390円と燻製ベーコン250円)

こちらは、ほどよくアットホームな雰囲気で、常連さんと思しき男性たちが、女将さんやこちらのお孫さんと愉しそうに会話をしながら呑んでいる光景が印象的でした。

次にご紹介する鶯谷の「三河屋本店」も、元が酒屋→コンビニ→酒屋に戻ったと言うお店のようで、立ち飲みスタイルで角打ちすることができます。

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(鶯谷:三河屋本店)

店内はお酒とおつまみのスペースが大半ではあるのですが、生活用品や食料品が売られていたりもします。

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(鶯谷:三河屋本店)

現在では、棚が立ち飲みカウンター代わりになっていたりも。常連さん同士で会話を愉しまれていたりと、コミュニティが感じられるシーンも見受けられます。

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(鶯谷:三河屋本店)

こちらはお酒の種類が豊富なのも嬉しい。三冷ホッピーが呑めたりもするんです。

他には、淡路町にある「加島屋酒店」もコンビニのような店構えだったりします。店内には立ち飲みカウンターがあり、中で呑めます。また、お弁当販売もされていることから調理場があったりもして、お惣菜で一杯呑むこともできます。

また、酒屋さんかどうかは確認していないのですが、浜町にある「ヤマザキショップ」もコンビニのような店構えのお店でお酒に特化しています。こちらも店内で呑めたと思います。

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まとめ

ざっと分類して綴ってみました。

もしもセブンの一部店舗での生ビールの販売がスタートして、イートインで呑めるのならば、②に当てはまりそうですね。セブンの場合は街中ってところで、NewDaysと少々異なるところはありそうですが。

今回のセブンの生ビール販売について、ネット上で「居酒屋に行く人が減ってしまう」と言ったような声を多く目にしました。

考え方は人それぞれですが…私の場合セブンで100円生ビールが提供されたから、酒場(居酒屋)に行く回数が減るかと聞かれたら、確実にそれはないだろうなって感じです。やっぱり酒場それぞれの雰囲気や空間が好きですし、お店それぞれのお酒やつまみを楽しみたいのです。


(酒場で昼下がりに呑むビールは、なぜこんなに美味いのか)

また現在、セブンで100円コーヒーが販売されていますが、それで、ドトールやベローチェ、純喫茶に行く回数が減ったか?と聞かれたら、そうではないんですよね。

それはそれこれはこれって言う具合で、酒場とはまた違ったシーンで利用したいです。

リリースされるかどうかわからない状況ではありますが、なんにしてもこういった新たな試みは楽しみですね!

ではでは。

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