広島で昼飲み!広島せんべろ紀行2019
世界遺産である厳島神社やグルメの街としてもおなじみの広島。ずっとずっと行ってみたいと憧れておりました。
そんな広島へ、ちょっと遅めの夏休みで2019年10月にせんべろ一人旅。広島市内での昼飲みや名物でちょっと一杯楽しんだ飲み歩きのエピソードを綴ります。
目次
広島で昼飲み!広島せんべろ紀行2019
まずは、東京在住の私が広島への移動手段や旅費、広島市内での移動についてご紹介。
広島への移動手段と旅費/便利な広電
今回の広島旅(1泊2日)の移動手段と旅費の内訳は下記。
※広島旅の後に福岡に流れてますので、往路と宿泊のみです。
①オリオンバス(夜行バス)
新宿駅~広島駅:6,500円(平日出発)
※最安値は5,500円
★新宿駅南口(バスタ新宿)21:15出発⇒PAに4回停車⇒★広島駅南口到着 翌朝9:20
乗車時間は約12時間。
バスの座席は狭いものの、男女エリアが分かれていたり、ブランケットを貸してくれたり、個人的には全然快適。寝れたし、気づいたらもう広島だった(←当方、どこでも寝れる性質)。なんせ広島まで行けて6,500円なのですから。
バスの消灯は22:30。皆さん灯りが漏れないようにブランケットをかぶってスマホに没頭。もちろん自分も…(笑)。
(どこだろ)
PAでの自由時間は各15分。観覧車の見えるPAの景色がよかったわ。
②広島駅前グリーンホテル
素泊まり1泊:4,100円(平日宿泊)
宿泊したのは広島駅南口すぐそばの広島駅前グリーンホテル。とにかく移動しやすかった!
合計:10,600円(税込)
※往路と宿泊のみ
広島に到着し、広島市内の移動で便利だったのが、路面電車の広電。
広島電鉄は、日本一の路面電車とも言われているそうです。
広電の一日乗車券は600円。
飲み歩きで沢山乗り降りしたので、お得で便利でした。ただIC機能がないので、車掌さんのいる出口で降りる必要あり(満員時はキツイ)。
1泊2日の広島旅の目的
さて、ここからは本題である広島市内での飲み歩き&街歩きの模様をご紹介。
広島旅の目的
①宮島(厳島神社)で観光
②広島名物で飲みたい
③広島で昼飲みしたい
④広島の飲み屋街を知りたい
⑤広島の立ち飲み・角打ちを知りたい
広島市内で様々な場所に行ってますので、時系列ではなく、エリアごとにまとめています。
昼飲みスポットが多い「広島駅」
広島旅で起点となったのはやはり広島駅周辺。
広島駅周辺では駅ビルなどで昼飲みできたり&立ち飲みで気軽に楽しめたり、広島駅西側の飲み屋街「エキニシ」があったり、飲み屋さんが充実。
昼飲みできるので、新幹線待ちのちょっと一杯によさそうなお店も発見しました。
昼飲みできる広島駅ビル①
「エキエキッチン(ekie KITCHEN)」
広島駅北口からすぐアクセスできる駅ビルの食品エリア「エキエキッチン」。
40店舗足らずのお店が参入し、イートインスペースでは、同フロアの店舗で購入した商品を持ち込むことができ、朝10時から朝飲み・昼飲みすることも可能。
広島駅に飾られていた広告で偶然見つけたので、「昼飲みもできるのか!」とテンション上がっちゃいました。
広島でおなじみの「ビールスタンド重富」さんのビールが楽しめたり…
広島名物の「揚げもみじ」をつまみにすることもできるんです。
角打ちもあったよ。
エキエキッチンでは、本当に気軽な昼飲みが楽しめました。
また、スーパーなどもあり、広島名物も売っていましたよ(自分はエキエキッチンのスーパーでお土産購入しました)。
昼飲みできる広島駅ビル②
「ASSE(アッセ)2階」
広島駅ビルに併設されたショッピングモール「ASSE(アッセ)」。
2階のレストランフロアでは、お好み焼き屋さんや立ち飲みなどのお店が並び、10時or11時開店のお店が多く昼飲みもできる模様。
こちらも新幹線待ちの一杯にぴったりな雰囲気。スーツ姿の男性も多々見かけました。
お好み焼き屋さんからはいい香りが漂う。
そして、昼飲みできる立ち飲みを3軒発見!
広島名物などで一杯できる立ち飲み。食事もできるみたいです。
串焼き串揚げで一杯できる立ち飲み。雰囲気いいなぁ!吸い込まれそうになった。
銘酒をはじめ、串揚げやおでんで一杯できる立ち飲み。今回、広島駅前にあるこちらの別店舗にお邪魔しました。
今回は時間がなく立ち寄れなかったけれど、次回はASSEでちょっと一杯を楽しみたいです。
広島駅前の酒屋さんの立ち飲み
「角打福本屋」
宿泊したホテルからかなり近い!ということで、お邪魔した広島駅前の立ち飲み。
母体が酒屋さんの立ち飲みで、30種以上の日本酒や串カツなどでちょっと一杯楽しめます。
「銘柄自由なきき酒セット800円」でサク飲み。あては「宮島焼250円」をちびちび。
日本酒好きな方におすすめしたいお店(広島の地酒もありました)。15時から営業で明るいうちから飲めるのもうれしいです。
広島駅前の人気の飲み屋街「エキニシ」
地元の方々に教えていただいた、広島駅西側の飲み屋街=通称エキニシ。
昔ながらの飲み屋さんから古民家をリノベーションしたオシャレバルまで、様々な飲食店が立ち並び、はしごを楽しむ人も多いそう。
そんなエキニシで、酔い覚ましにお散歩したので雰囲気だけですがご紹介。
何本かの通りがあり、通り沿いには飲食店がひしめき合う。20代女性からご年配男性まで、幅広い年齢層の方でほどよく賑わいます。
佇まいに吸い込まれそうになった立ち飲み。翌日トライしたのですが、閉まっていて残念。
ディープな雰囲気に惹かれた全品380円の立ち飲み。ラーメン屋さんでもあるのかな?
エキニシで気になったお店③
焼酎バーであり、介護バー!?
どのお店も次回はぜひともお邪魔したい。
角打ちで昼飲みできる「横川」
広島駅からもアクセスしやすい「横川」。
JRと広電が走っています。
横川駅周辺には商店街があり、どこか親しみやすい雰囲気を感じます。
ここにも商店街。
飲み屋さんも立ち並んでいます。
横川駅近くの道路沿いに立ち飲みを発見!
寄ればよかった。
広島・横川で昼飲みできる角打ち
横川で訪れたのは、角打ちできるガード下の酒屋「山中酒店」さん。
14時から営業だそうで、明るいうちから昼飲みもできます。
ちょっと奮発して広島の地ビール「広島北ビール 桃ビール600円」で一息。キレがしっかりあって、後から桃の香りが鼻に抜けます。
広島の地酒などで気軽に角打ちが楽しめるお店。ほどよいアットホームな雰囲気がよく、一人飲みもしやすかったです。
ちなみにつまみは110円~。お隣のすし健さんの商品に限り持ち込みOKとのことで、寿司飲みもできるそうです。
夜の街「流川(胡町)」
広島最大の繁華街「流川」を歩く
広島最大の繁華街と呼ばれる「流川」。
スナックやクラブ、居酒屋などがひしめき合い、ネオンがきらびやかなTHE夜の街。
東京でいう歌舞伎町のような雰囲気。
お好み焼き屋さんや飲み屋さんも多数。
タクシーから見た流川通り。この通りこそ歩いて景色を楽しむべきだったと後悔。
広島・流川の深夜食堂で一息
「新京 お食事処本店」
流川でもちょっと一杯と立ち寄ったのが「新京 お食事処本店」さん。
創業から70年以上だという、夕方18時から明け方6時まで営業されている深夜食堂であり、ちょっと一杯も楽しめます。
(目に言う)
場所は胡町駅から徒歩10分足らず。
店内は落ち着いた雰囲気。常連と思しきおやじさんたちがちょっと一杯を楽しんでいます。
お酒は400円前後からで、おつまみになりそうな小鉢は100円台から。
(ショーケースの前で飲むの好き)
「ビール中瓶550円」をもらって、お供には名物だという「カレー汁400円」。
カレー汁はマイルドでほんのり和風&後味はスパイシー。ビールともぴったりで美味しい。
追加でもらった「玉子焼きミニサイズ330円」。ネギはいる?いらない?温める?と聞いてくれました。
出汁がきいていてやさしい味わい。
そんな具合で、ビール中瓶+カレー汁+玉子焼きで会計は1280円。流川のオアシス的な深夜食堂でサクっと酔い一息がつけました。
昼飲みスポットを求めて「紙屋町」
観光名所があったり、商業施設が印象的な紙屋町エリア。この街ではあまり散策できていないのですが、昼飲みを楽しみました。
広島・紙屋町の大衆食堂で昼飲み
「源蔵 バスセンター店」
紙屋町で訪れたのは「源蔵 バスセンター店」さんという、ちょっと一杯もできる大衆食堂。朝10時から営業で昼飲みもできます。
場所は紙屋町西駅から徒歩3分ほど。AQ’A広島センター街の7階にあります。
レストランフロアの一角にあるので、気軽に立ち寄りやすい。
おかずが並ぶショーケースに惹かれる。
広々とした店内。カウンター席はないけれど、個人的には全然一人飲みもしやすい雰囲気。
お客さんは食事利用のサラリーマンから飲み利用のご年配の男性グループまで。
お酒は酎ハイ420円~
お刺身や揚げ物
(20時以降はお刺身と小鉢が安くなる模様)
サラダや煮物、
定食や寿司まで。
こちらのお店で特筆したいポイントは、定食のごはんが冷奴と交換できるところ。飲兵衛にはうれしいなぁ。
まずもらったのは「冷酒520円」。米の旨みが感じられてキリっと。
あては定食の「源ちゃん1100円」。もちろん定食のご飯は冷奴にしてもらいました。それにしても豪華でボリューミー!
冷奴、切り干し大根、イカの煮物、魚フライ、刺身2種、玉子焼き・枝豆、貝。少しずつ色々楽しめるのがテンション上がる。特に刺身と揚げたての魚フライが美味しかった。
そんな具合でまったり昼飲みを楽しんで会計は1620円也。冷酒1本飲んでほろ酔い。
食事も昼飲みも楽しめる、気軽で広々としたお店でありました。
昼飲みできるホルモン食堂が集まる「福島町」
福島町界隈にはかつて屠場があったそうで、「ホルモン天ぷら」や「せんじがら」、「でんがく」など、ホルモンを使用した名物料理が食べられる食堂が集まるエリア。
とにかく、ディープ&ホルモン好きな飲兵衛には堪らない街。ホルモン大好きなので、今回の広島旅で一番心惹かれた街かもしれません。
(福島町をお散歩)
福島町を歩くと町工場があったり、住宅街が広がっていたり、そんな中で昔ながらのホルモン食堂やお好み焼き屋さんが点在。
あそこもここもと立ち寄りたくなりますね。
広島・福島町の食堂で昼飲み①
「あきちゃん」
まず、福島町で1軒目に立ち寄ったのは、皆さんにおすすめしてもらった「あきちゃん」さん。メディアなどでもおなじみの食堂で、昼飲みもできます。
「レモンサワー400円」を飲みつつ、
あきちゃんさんで楽しんだのは「ホルモン天ぷら1本120円~」。
セルフスタイルで、卓上にあるまな板にホルモン天ぷらを置き、包丁を使って好きな大きさにカットして食べます。
こういうのなんだかワクワク感ありますよね。
唐辛子を入れたポン酢につけてパクっと。
美味い!!!これは、ホルモン好きには堪らない最高のつまみなのではないでしょうか。
女性店員さんが多かったり、気軽な雰囲気ではじめてでも気楽に一人飲みできました。
ホルモン天ぷらだけでなく、せんじがら・でんがく・おでん、中華そばやうどん、お肉料理もありましたよ。
広島・福島町の食堂で昼飲み②
「福本千昇」
福島町で2軒目に立ち寄ったのは、2019年3月に創業したばかりの「福本千昇」さん。付近にある「福本食堂」さんの娘さんが営まれている食堂なのだそうです。
「ウーロンハイ450円」を飲みつつ、
福本千昇さんでは「せんじがら豚ハーフ430円」を食べました。せんじがらとは、いわゆるホルモンをカリカリに揚げたもの。
揚げたてで香ばしく、噛めば噛むほど豚ホルモンの旨みが広がる。先ほどのホルモン天ぷら同様に、これもつまみに最高。
後は「でんがく小380円」も食べました。いわゆるホルモンスープのようなもの。
透き通ったスープの中には、色んな部位のホルモン。臭みもなく、ホルモンの旨みが凝縮されたしっかり味のスープがとても美味しい。
明るくアットホームな雰囲気で居心地よく、気楽に昼飲みできました。
もちろん他にも、ホルモン天ぷらやおでん、でんがくのラーメン・うどん・雑炊などもありましたよ。
馬のせんじがらが美味しくて、お土産に購入しちゃいました。
せんじがらは牛・豚・馬とあり、その日によって揚げる変わるようです。
今回訪れたのは平日のランチタイム。昼飲みしている方は見かけなかったですが、どちらの食堂も女一人で気軽に一人飲みできました。
また福島町を訪れたら、他の食堂にもお邪魔してみたいです。
立ち飲みと鉄板焼き居酒屋に立ち寄った「西広島」
西広島は住宅街が広がるエリア。JRと広電、両方通っています。
西広島のお肉屋さんの立ち飲み
西広島で訪れたのは、おすすめしてもらって来てみたかった「菊岡精肉店」さん。
90年以上も続く老舗のお肉屋さんで、夕方からはちょっと一杯立ち飲みできるお店です。
おつまみは肉料理が中心で全品298円。
揚げたてサクサクの「ハムカツ298円」を頬張って「ハイボール390円」をゴクゴク。
いつもとはまた違った非日常感のある空間で、サクッと気軽な一杯が楽しめました。
西広島の飲み屋さんで地元の方と乾杯
西広島でその後、行き当たりばったりで看板が目に留まった某飲み屋さんへお邪魔してみました(予算3000円~4000円)。
広島名物のウニホーレン(美味しかった)をつまみつつ、お店の方や常連さんたちと乾杯。
皆さんお優しくてとても愉しい時間。そして、最後には全員で記念写真をパチリと(笑)。
素性を明かしておりませんので店名は伏せますが……もしも当時お会いした方々がこの記事を読んでくれたらいいな~という淡い期待で、綴っております。
このお店にお邪魔したお陰で、広島旅がより楽しい思い出となりました。お会いした皆さま、その節はありがとうございました!
広島の観光名所で食べ歩き&昼飲み「宮島(厳島神社)」
世界遺産である厳島神社があることでもおなじみの神の島「宮島(厳島)」。
神社参拝や名物グルメの食べ歩きをはじめ、水族館や歴史民俗資料館、ロープウエーなどの観光施設もあります。
JRで宮島口まで行って、そこからJR宮島フェリーか宮島松大汽船で、宮島へGO!
※今回、宮島フェリーに乗りました。
宮島に到着すると、あちらこちらに野生の鹿がたくさん。
さらに、宮島には広島の名物グルメを扱うお店をはじめ、食事処、カフェ、土産物屋などがずらりと立ち並びます。牡蠣や穴子、もみじ饅頭を取り扱うお店が多数あり、どれを食べようかと迷ってしまうほど。
また、観光地価格ではありますが、宮島ビールや缶チューハイなども売っており、食べ歩きもとい……飲み歩きも楽しめてしまう!
宮島で昼飲み
宮島にはあちこちにベンチがあるのが嬉しい。
座って海を眺めながら飲めるって最高じゃないですか。ちょっと一杯、飲んでいこう!
土産物屋で「宮島ビール560円」を購入してカンパーイ!苦めしっかりで爽やかだ~。
お供は「ぺったらぽったら本舗」さんで購入した「ぺったらぽったら牡蠣320円」。
プリっとした牡蠣、そしてもち米の焼きおにぎりのような印象の食感でもちもち、甘辛く香ばしい。美味しいね。
(観光客にロックオン中と思しき鹿)
途中、匂いをキャッチした野生の鹿に狙われる。逃げても「くれ~~~!」と言わんばかりに追いかけてくる(笑)。
鹿せんべいでも売ってればあげたいけど、宮島は餌やり禁止で残念。
一呼吸ついたところで、お目当ての大鳥居でも見に行きますか!
でもね、大鳥居がまさかの工事中だったのですよ……(涙)。これはまたリベンジするしかないね。
そういえば、「菓子処きむら」さんでお土産で購入した「オリジナル チーズのもみじ饅頭120円」。美味しかったぁ。
シフォンケーキの生地でふわふわ、チーズはコクがあり程よいかたさ。
もっとたくさん買えばよかったよ。
まとめ
厳島神社の大鳥居が工事中だったり、行きたかったお店が閉まっていたりしたのは残念でしたが、楽しく昼飲みや広島名物で一杯できたり、さらに地元の方々と交流ができたり、とても愉しかった広島旅。
とにかく1泊2日では全く時間が足りませんでしたので、またリベンジしたいと思います。広島市内で他にも気になる角打ちや立ち飲み、酒場があるので、次回はそちらもまわりたいです。
この後は、福岡小倉~博多の流れで楽しんでおります。
その模様は近日公開。またお会いしましょう。
書いてる人
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