新橋の立ち飲み居酒屋「壹番館(東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館2F)」で、ちょっと一杯を楽しんできましたので、その模様をレポートします。
過去記事:2014年9月│2015年7月│2016年2月│2017年12月│2019年11月
新橋駅前ビルの立ち飲み居酒屋「壹番館」
今宵は新橋駅前ビルではしご酒。
新橋駅前ビルと言えば、定期的にお邪魔している立ち飲み屋があるんです。
その名も新橋駅前ビル2階の「壹番館」。2000年創業のキャッシュオンの立ち飲み居酒屋です。
はじめてお邪魔したのは、何年も前の新橋勤務時代のこと。
緊張していた筆者に優しく接してくださって、そこから定期的にお邪魔しています。
場所は、新橋駅から地下で直結した「新橋駅前ビル1号館」の2階。
スナックのような佇まいに入りづらさはありますが、必要なのは最初の勇気だけ。
懐かしさを感じる店内には、カウンターが伸びていて、15名ほどが利用できるアットホームな空間。
カウンターの中では、お母さんとミカさんの親子が切り盛りされていて、温かく迎えてくれます。
訪れたのは平日の16時を過ぎた頃。たまたま先客はおらず筆者のみで、のんびりとした時間。
いつもは1~2名で訪れているお客さんで賑わっていて、気づいたら会話が始まっているというアットホームな距離感。常連さんもお優しい方が多いです。
さて、何にしようかな
価格表記は税込みでキャッシュオン。
(メニューに差替え:2025年撮影)
お酒は酎ハイ類400円~、おつまみは350円均一。
生ビールはサントリー。泡がきめ細かくクリーミーで美味しいよ。
新潟の峰乃白梅。純米吟醸のしぼりたて原酒なんですって。
お母さん手作りのおつまみはほぼ350円均一。旬のおひたしをはじめ、季節の煮物や人気のカレーなどの汁物、焼き魚などが並びます。
最近イチオシだという山芋と干し柿の素揚げ。男性に人気があるそうです。
缶詰もあるよ。
新橋駅前ビルで癒しの一杯
(グリーンティ割り350円)
まずはお決まりの「グリーンティ割り」から。粉末茶を使用されていて、お茶も焼酎も濃い目の呑兵衛に嬉しい一杯。
うまい!
嬉しい季節のサービスフルーツ
(季節のサービスフルーツ)
そして、お酒と一緒に「今日はメロンだよ」とフルーツが登場。
お母さんが「2階まで上がってきてくれたお礼」で、いつも季節のフルーツを振る舞ってくださるんです。
メロンだ!やった~~~、おまけにミニトマトもついてる♪
フルーツは、りんご、柿、いちご、トマト、パイナップルetc……季節で変わるのですが、最近はメロンの確率が多くて嬉しいな。
(菜の花おひたし300円)
おつまみはさっぱりとした「菜の花おひたし」から。こんな風に旬のおひたしが楽しめたりするのも嬉しくホッとする。
甘みと歯ごたえがあって美味しい。
(季節限定のかす汁300円)
寒いから「かす汁(季節限定)」ももらおう。鮭、こんにゃく、おいも、油揚げなど具沢山で鮭とこんにゃくは別で煮ているんですって。
マイルドで食べやすいし、生姜の香りもいいし、お出汁がきいててお酒がすすんじゃう。
温まるし、美味しいね。
立ち飲み屋をはじめた経緯を尋ねる
今回、筆者の他にお客さんがいなかったので、お店のなりたちをお伺いしました。
お母さんはもともと赤坂でクラブを経営されていましたが、バブルが弾けた頃に景気が悪くなってしまったそうなんです。
そんななか、新聞広告で見つけた現在の場所に出会い、スナックとして新たに開業。
当初はお客さんが入らず、あるお客さんから「立ち飲み屋にしたらどう?」とのアドバイスで立ち飲み屋へ。すると、それが評判となって続々とお客さんが入ったそうです。
スパッと立ち飲み屋へ業態変更された潔さが、なんともカッコいいなぁ。
そんなお話を聞いていたら、お酒がついついすすんでしまって、気づけばグラスは空っぽ。
……というわけで、よし、もう一杯いっちゃいますか~!
お会計
★2000円(一人飲み)
※お茶ハイ4杯+つまみ2品
※チャージ:無し
※価格表記:税込
温もりを感じる新橋駅前ビルの立ち飲み居酒屋「壹番館」
今回も美味しく楽しい時間が過ごせました!
手作りのお料理も美味しいのですが、やっぱりお母さんやミカさんとお話させていただくのが一番のつまみです♪
筆者にとって新橋のオアシスのような立ち飲み居酒屋。
最初は入り辛さがあるかもしれませんが、ぜひ一人飲みにチャレンジして欲しいお店です。
15時から営業されているので明るい時間から飲めますし、早い時間は比較的空いているとのこと。
おひとり様女性の入りやすさ★★☆☆☆
おひとり様女性の居心地★★★★☆
タバコ:喫煙
新橋駅前ビルの立ち飲み居酒屋「壹番館」の店舗情報




